嫉妬の感情を自分の魅力に変える

嫉妬は、自分の中にもそれがあるからですが、

なかなかその感情から抜け出せないことがあります。

嫉妬の感情に埋もれることほど

自分の美を台無しにすることはありません。

いくら自分磨きをしていようとも

根底に嫉妬の感情が渦巻いていると

いつかは必ず外部に現われるようになっています。

他人に嫉妬の感情を抱いたなら、

見て見ぬフリをすることなく

そして、

自分と比較して自暴自棄な思考になることなく

自分の魅力に変えることが賢い選択です。

人は他人を見た目で判断する傾向がありますが、

それは自分自身に対しても同じなのです。

これは情報によって

当たり前にインストールされているので

まずは自分自身に対する見方を変える必要があります。

何を所有しているか、

何を身につけているか、

何をしているか、

外見や環境次第で自分の価値を決めていると

他人にも同じように意識を向け、

固定化された基準値で人の価値を決めるようになります。

他人の何に嫉妬しているかを見ていくよりも

自分に意識を向けて自分の価値を再定義しましょう。

何があるとか無いとか、

それらも一旦わきに置いて

外側にある条件付けを取っ払っていくのです。

そうしていくと

自分の存在をまるごと受け入れられるので

他人へ向けていた意識は霧散していきます。

嫉妬という感情エネルギーの淀みがなくなり

そのエネルギーは自分の中に溜め込まれていき、

それが自分の魅力になるのです。

外見を着飾っても

他人に意識を向けている人と、

自分に意識を向けて

ありのままを表現している人とでは、

周りに与える影響も印象もまるで違ってきます。

人を見た目で判断することが

どれほど無意味なことかを理解できれば

自分の在り方に惹かれる人が集まってくるようになります。

Hatsumi Yamamoto/Bodymaster