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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

クレクレ配信による顧客離れ!LINE配信の本質

2024.02.01 12:36

LINEの公式アカウントによるマーケティングって、もはやどんな業種でも『やらないといけないよねぇ』ってのは認識が広まってはと思うんだけど、ちゃんとLINEマーケティングを勉強してるアカウントは一体どれだけあるんだろうか?



僕はいままで(勉強のために)何百もの公式アカウントを友だち追加してきたけど、ほとんどが『押し付けかよ!』って感じる配信ばかり。これは勉強になるなーってなる運用例は5%程度(個人的な体感)なので、今回はその本質的なものを書いてみようと思う。



配信の本質は『コミュニケーション』


まず前提として、

LINE配信はものを売るための道具ではありません。

『売らなければビジネスにならんだろうが!』と感じるかもしれませんが、売ることを目的としてるあなたは営業マンとして二流。デキる営業マンはいきなり売り込みなんて絶対にしません。まずは顧客との親密度を高めることに時間を割きます。



もちろん最終的には配信をする事によってセールスには繋がるのですが、極端な話、売り込みは二次的な産物であってそれだけを目的にするとまず失敗する。



例えて言うならば...

まだ仲良くない人と何かのはずみでLINE交換をして、その人からある日突然『こんにちは!最近寒いですね!〇〇買ってください😊😊😊』って送られてくるようなもの。


『は!?!?なんじゃい失礼な!』とそっ閉じの既読スルーどころか、即ブロックも考えるレベル。つまり

〝(買って)クレクレ配信〟が1番しんどい

って事を理解しましょう。

どんなに商品が良かろうと、どんなにお得だろうと、まずは顧客との関係性を作っていく方が大事なんです。


つまりコミュニケーション。

LINEはそもそもコミュニケーションのツールなんです。顧客とは仲良くならないと物は絶対に売れません。

逆に仲良くなれば、信用されればどんな物でも売りやすく(買われやすく)なります。



一方的でも成り立つコミュニケーションは『プレゼント🎁』



では、会話形式でない〝一方的な〟配信でどのように顧客とコミュニケーションを取るというのでしょうか?


それは『お役立ち情報の提供』です。


送られてきた情報が、いかに受け取った人にとって有益か?が重要です。

有益というと少し固か感じるかもしれませんが、簡単に言うと相手がアガるかどうか?です。



・悩みが解決した

・なにかの役に立った

・知らなかった事を知れた

・やってみたくなった

・人に話したくなった

・生活が楽になった

・おもしろい、楽しい

・かわいい、癒された、好き

・勇気づけられた、元気でた



などなど、受け取った相手の感情が何かしらポジティブに働くものであればokです。

つまり配信は相手(顧客さま)へのプレゼントです。



心理学では『返報性の原理』と言って、相手に何かをしてもらったら、自分も何かしてあげなくちゃ!とお返しをしたくなる気持ちが人間にはあるそうです。


つまりまずは私たちお店側、配信をする側が顧客さまに対してギブ、つまりプレゼントを沢山してあげて、そのお返しに買い物をして頂くことを意識しましょう。


割合としては10:1です。

10プレゼントして、1返してもらえれば十分!くらいの気持ちで、配信企画を考えないといけません。なにが提供できますか?





提供できる情報がなければ諦めて安くしろ


いや極端な話かもしれませんが、笑

相手にプレゼントできるだけの情報が配信できないのであれば、とにかく安く販売をしてください。

利益を極限まで薄めて、企業努力をしてお客様に喜んでもらう事が最大のプレゼントです。誰でもそうだと思いますが、買い物をするのに安ければ安いに越したことはありません。無駄にお金を使う事は嫌なはずです。



しかし安売りはしたくなく、

高価格に見合った価値を感じて納得してモノを購入してほしければ、その分相手に全力でギブをしてください。これがつまり『価値の発信』です。



配信の割合としては、3:1くらいでセールスの配信をするのが理想と言われています。つまり配信の3回は顧客さまにとってのお役立ち情報、アガる情報、プレゼント配信にすると言う事です。


そうする事で、その配信を受け取った読者(つまり顧客さま)はあなたのビジネスを信頼し、好きになり、受け取る情報が有益であると認めて、そこで初めてモノを買ってくれるようになります。



どんなに便利で効率的なデジタルのツールであっても、所詮は人の心を動かせるものでなければ、ものは売れません。集客もできません。

だからこそ私たちは、いつも顧客さまに対してギブし続ける発信ができるように、勉強していきましょうね。