【第707回】羊屋白玉(演出家・劇作家・俳優・「指輪ホテル」芸術監督・ソーシャルワーカー)
©Aokid
こんにちは。福岡では3年ぶりの公演となります。2021年だざいふ遊園地公演「Again! Again! 」以来です。
http://www.amcf.jp/againagain.html
今回は「キビるフェス2024(@KIBIRU_FES )」
お呼ばれ楽しみです。中でも、2月17日14時公演後の「キビるカフェ」。この日は、ポストトークもあるのですが、さらに
劇場付近のカフェで作品について話す会だと聞きまして、どれだけ話すんだろう~と思いつつ、さすが「キビる」。むすぶとかつなぐっていう方言なんですね~。
わたしも、終演後落ち着き次第参加しますが、この「鮭なら死んでるひよこたち」の作者、劇作家の守安久二子さんも一緒です。久二子さんは、初演の愛知公演から、福岡、札幌と。ぜんぶ立ち会ってくれて、なんと頼もしい。
つくづく思うのですが、ご存命の劇作家の作品を演出できるのは、わたしにとってはとてもありがたいことです。シェイクスピアとかギリシャ悲劇とか過去の戯曲を演出する場合、何かよくわかんないことがあったらどうしたらいいの?アリストパネスと話したくなったら古代アテナイまでワープするの?
思わず、喜劇作家、アリストパネスの名前を出してしまいましたが、
「鮭なら死んでるひよこたち」も喜劇です。喜劇とは、権威を風刺し、社会を批評しながらも、観客と一緒に笑い飛ばす場でして、ぜひ、なんだなんだ?と、野次馬的にお越しください~。
第21回AAF戯曲賞受賞公演
「鮭なら死んでるひよこたち」
本公演の戯曲は、2019年にデビューした岡山在住の劇作家・守安久二子が執筆。色づけされたことに気づかず鳴くひよこや、産卵後に死ぬサケ等のイメージから人の性(さが)や巡る命の不思議さに人生観を織り交ぜた物語です。演出は、AAF戯曲賞で審査員を務め、瀬戸内国際芸術祭や新潟の大地の芸術祭で地域の特性を活かした作品制作を行うことに定評がある指輪ホテルの羊屋白玉(ひつじやしろたま)。人や物や街など、あらゆる現象の看取りや喪失、目に見えない境界などのテーマに取り組み続けています。
戯曲
守安久二子
演出
羊屋白玉(演出家・劇作家・俳優・「指輪ホテル」芸術監督・ソーシャルワーカー)
出演
遠藤麻衣、神戸浩、スズエダフサコ、田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)、リンノスケ(きっとろんどん)
公演日時
①2024年2月16日(金) 19:30開演 ◎終演後アフタートーク有
②2024年2月17日(土) 14:00開演 *終演後キびるカフェ実施
※開場は開演の15分前
※上演時間90分予定
◎アフタートークのゲストに、劇団こふく劇場代表の永山智行さんの参加が決定しました!
劇団こふく劇場X @cofukugekijo
会場
なみきスクエア 大練習室
チケット料金
一般前売:3,500円(当日4,000円)
U25前売:2,000円(当日2,500円)
高校生以下:1,500円(前売・当日共)
*キビる割:500円引(一般料金対象)
*小学生以下無料(未就学児入場可)
※全席自由
【チケット取扱】
ローソンチケット(Lコード:82710)
メール予約:syakehiyo2023.24@gmail.com
AAF戯曲賞受賞公演
第21回AAF戯曲賞を受賞した作品を、指輪ホテルの羊屋白玉が演出。愛知、福岡、北海道、東京の4都市のメンバーで構成され、北海道での滞在制作などを経て上演されます。
指輪ホテル:演出家でもある羊屋白玉が、作品のコンセプトの種を、説明できるようになった時点で、俳優やスタッフやマネージメントスタッフを集め、コンセプトに基づく話し合いやリサーチをもとにクリエーションを続け、作品をたちあげます。
*ツアー公演(札幌)情報もあり
公演に関するお問合せ
アートマネージメントセンター福岡
TEL:070-3258-4941
【X】 @_amcf_
キビるフェス2024
HPはこちら https://kibirufes-fuk.localinfo.jp/
Xはこちら @KIBIRU_FES