イベントレポート 2024/1/7(日)8(月・祝)開催!楽しく安全に雪山登山を楽しむ雪山チャレンジ教室① 三嶺 雪山無人小屋泊体験
こんにちは。アウトドアーズ・コンパスの高津です!
2024/1/7(日)8(月・祝)に開催された初級者向け雪山登山教室 雪山チャレンジ教室 徳島県 三嶺(みうね・1,893m) 冬季無人小屋泊体験のイベントレポートです。
参加者は4名様。
智さんこと松本智広ガイドの引率です。
今回は日帰りではなく、三嶺の山頂にほど近い無人小屋に泊まって翌日山頂をめざします。
寝袋、防寒着、冬のギア、水(溶かすほどの雪が無い予想)、食料などが詰まったザックを背負い、三嶺の登山口のひとつ 菅生登山口(癒しの温泉郷)より、小雪の舞う中出発します。
行程の半分以上過ぎた所で、雪の下が凍りはじめ、傾斜もキツく滑るようになってきたので前爪のあるアイゼンをつけます。
装着時の注意点等を智さんより指導していただきます。
ここでアイゼンのフロントハーネスが割れてしまうというハプニングもありましたが、慌てず騒がず智さんがロープでチャチャッと仮固定。
こんな時にもロープワークが役に立ちます。
とても勉強になりました。
少し青空が覗きました。
「あの山は~」山座同定中。
小さく小屋が見えていますが、一旦下ってまた登ります。
三嶺無人小屋到着~。
外はガスで真っ白。
夕ご飯の様子。
食事は参加者各自で用意したものを。
インスタント、フリーズドライ食品の人もいれば生の食材で調理する人もいます。
私は鍋です。
食後は湯を沸かして湯たんぽを作り寝袋に入れたりして、寝床を作って日が落ちたら早々就寝。
朝はよく眠れた人、眠れなかった人も5時起床、朝食。
三嶺山頂へ出発する前にパッキングの講義を聞きます。
松本ガイドの経験に基づいたパッキングのコツを教えて頂き、その後参加者個別に指導もして頂きました。
翌朝ヘッドランプを点灯し、空荷で山頂に向かいます。
残念ながらご来光はガスの中のようですが、三嶺山頂(1,894m)到着!
小屋へ戻り始めると気持ちよく晴れてきました。
登りより少し軽くなったザックを背負って下山します。
下山道は昨晩降った雪が積もり、傾斜が強くトラバースしていく箇所では、アンザイレンの体験をしました。
智さんが参加者みんなをロープで繋ぎます。
ロープをたるませすぎないようにしてピッケルを利かして行きます。
短い区間でしたがロープを出すことをためらわないことが大切、と智さん。
私は下山後、智さんが「うまいんじゃ」とおすすめの徳島祖谷 大歩危小歩危名物 ぼけあげ が表面を覆いつくす蕎麦を頂き、歩危マートにも寄ってみました。
泊りの山旅となると内容が盛りだくさんです。
参加者の皆さん満足していただけたでしょうか?
日帰りだけではもったいない、山の世界をどんどん広げていってください。
2月3月も引き続き開催の「楽しく安全に雪山登山を楽しむ雪山チャレンジ教室」皆様のご参加お待ちしております。