水嶋凜、和田雅成、崎山つばさ、栗原英雄 出演の舞台『エウリディケ』がいよいよ開幕!
2月3日、舞台『エウリディケ』の公開ゲネプロが、世田谷パブリックシアターにて行われ、出演者の、水嶋凜、和田雅成、崎山つばさ、栗原英雄、演出の白井晃がゲネプロ終了後に思いを語った。
【水嶋凜(エウリディケ役) コメント】
「このままエウリディケを演じ続けていたら凄く おてんばな娘になりそうだと思っています(笑)。感情も豊かで言いたいことを言って思ったことに素直で、いろんな意味で真っ直ぐな娘になっちゃいそうだなと。朝練をやって白井さんに基礎的なところから表現の幅をグッと広げてくれることを毎朝やっていました。
朝練もやりながら、サポートもしていただきながら、新境地を築きながら、みんなで頑張って作り上げた作品なので、是非観てほしいです。
【和田雅成(オルフェ役) コメント】
音楽を愛してエウリディケを愛して凄く稽古場からもそうですけど、幸せな日々を過ごしています。オルフェに助けていただく部分がすごく多かったなって思います。夢中になるって本当に素敵だなという事を教えてもらいました。
白井さんには本当に基礎の部分からやっていただいて、色々話していただく中で、稽古終盤に白井さんと2人で話させていただく機会があって、その時間が僕にとって凄く大きくて、白井さんの この作品にかける思いが誰よりも強くて、その思いに絶対に負けないようについていこうと思いました。
僕は普段ノートにダメ出しを書くんですけど、普段は5ページくらいで終わるんですけど、今回はさっき数えてみたら36ページあって、それだけ言葉をいただけたなっていうのが僕にとってはプラスしかないので、この36ページ分、しっかり生きようと思います。
【崎山つばさ(危険でおもしろい男&地下の国の王 役) コメント】
ゲネプロをやって反応をいただけて、気づきもあって、もうちょっと色々出来る事があるなと感じましたし、やっていてまだ底知れぬ、まだ見つけていないなというのが正直な感想なんですけど、ギリギリまで白井さんにご指導いただいて、自分なりにブラッシュアップしてやっていければなと思います。
今回で一番嬉しかったのは、白井さんが以前は「崎山くん」って呼んでいたんですけど、今回は「つばさ」になったんですよ。僕的に距離が縮まった感じがして嬉しかったです。
【栗原英雄(エウリディケの父 役)コメント】
私は実際子供はいないんですけども今回、水嶋さんとやってみて、自分の中に父性というものがあるという事を確認できました。明日の初日に向かって精一杯、娘を想いたいと思います。
水嶋さんは、天真爛漫なところがあって、良い意味で ちょっと抜けてるところもあって、キラキラしてるし・・・和田君(オルフェ)にとられるのは嫉妬を感じますね(笑)。
余談なんですが、水嶋さんのお母様(斉藤由貴)と夫婦役をドラマでやったことがあるんですよ。だから水嶋さんとは実質親子みたいなものと(笑)。
【白井晃(演出)コメント】
(ゲネプロ)皆さんすごく頑張ったなと思っていますし、上々の出来だったと思っています。12上旬くらいから稽古させていただいて、台本だけだと非常に難解な部分もある作品なんですが、意味合いをお伝えしながら皆さんと共有しながらやってきたんですけど、やはり若いって良いなって思うんですよね。すごく伸び代があって、ドンドン伸びていってくれるからドンドン稽古をしたくなるといった感じでした。
舞台『エウリディケ』は東京公演が2月4日(日)~2月18日(日)世田谷パブリックシアターにて公演。大阪公演は2月24日(土)~2月25日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて公演される。
(文・写真:山岸一之)