映画『ゴジラ-1.0』鑑賞。
アカデミー賞にノミネートされた話題作『ゴジラ-1.0』を映画館で鑑賞しました。上映開始から3か月くらい経過しているようですが、ほぼ満席でした。
その映画を観たせいなのか、中世の街並みが美しい地球のどこかで、建物がどんどん崩れていき、人々が逃げている夢を見ました。それほどこの映画の中で、ゴジラの臨場感がすごかったのだと思います。
だいたい、こういう怪獣映画は観ようとも思わないですが、アカデミー賞がらみということで、これは観ておこう!というミーハーな気持ちで劇場に足を運びました。
【ChatGPTによるあらすじ】
『ゴジラ-1.0』は、第二次世界大戦末期の1945年、特攻任務へと向かう途中で小笠原諸島に不時着した若き特攻隊員、敷島浩一が主人公です。彼はそこで、伝説の巨大生物「ゴジラ」と遭遇します。この出会いは、敷島とゴジラ、そして日本の運命を永遠に変えることになります。
映画は、戦争の終結後、焼け野原と化した日本を舞台に展開します。敷島は戦後の復興期に帰還し、日本が直面する新たな脅威、すなわちゴジラとの闘いに巻き込まれていきます。ゴジラはただの怪獣ではなく、戦争の傷跡、科学の進歩、そして人類の驕りが生み出した象徴として描かれています。
物語は、敷島と彼を取り巻く人々、特に若き科学者や政府の役人たちとの関係を通じて、ゴジラとの戦いだけでなく、戦後の日本が直面する社会的、倫理的な問題にも焦点を当てています。彼らはゴジラという前代未聞の危機にどう立ち向かい、人類の未来をどう導くのか、その葛藤と決断が描かれます。
「ゴジラ-1.0」は、ゴジラシリーズの伝統を受け継ぎながらも、戦後の日本の複雑な心情や社会の変遷を巧みに織り交ぜたストーリーが特徴です。これは単なる怪獣映画ではなく、人間ドラマ、歴史の証言、そして未来への警鐘としての側面も持ち合わせています。
この物語は、戦後の日本を背景に、失われた希望と、破壊された世界から立ち上がる人類の不屈の意志を描き出しています。特攻隊員である敷島浩一が、自分の中では終わっていない戦争に終止符を打つため、ゴジラとの壮絶な対決に臨むシーンは、深い感動を呼び起こします。結束、愛、そして人類が直面する試練に対する勇気をテーマにした、心温まる人間ドラマになってました。
キャストについては、吉岡秀隆さんが演じる教授のふわふわとした髪が、風になびいているシーンは、思わず吹き出してしまいました。また、出演する全ての俳優の声の魅力が強すぎて、現実とはかけ離れているような印象を受ける点は、愉快な違和感を与えてくれました。
いろいろなレビューを見ると、ゴジラと戦うシーンにでてきた船が、「新生丸」や「高雄」など有名な船だったことに感動したとか、実際に船上での撮影は、かなりの船酔いだったなどの情報もありました。
戦闘シーンの連続なので、はじめからおわりまで、手に汗握る映画です。だからあっという間に終わっていきました。最後は、次回への続きを予感させるサインがありました…。