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【Vol.3】今話題のオシャレカメラマン、kota君にインタビュー【Part 1】

2018.11.09 13:03

「Unskilled」

未熟練の、熟練していない、未熟な


今回から3回に分けてインタビューを掲載するのは、若干20歳のカメラを始めて1年未満の新人である。

しかし「Unskilled」と言うにはあまりにも規格外、かつ今最も勢いのあるカメラマンの一人に違いない。


そんなkota君にUNDRWRLD流のインタビューをぶつけてみたので、是非読んでほしい。







―――――kota君って写真がやっぱりすごい有名なわけで、車界隈で今一番勢いあると俺の中で思ってるんやけど、もともと車が好きやったん?


そうですね。もともとお父さんが車が好きで、物心ついた時から。よくグランツーリスモとかゲームずっとやってました。

あとはニードフォースピードとか、結構やってました。

ただ頭文字Dとか全然知らなくて、高校の時に初めて知って「面白いなぁ」って。




―――――えっ?結構俺らのまわりの車好きって、「頭文字D見て」とか「湾岸ミッドナイト見て」とか、そこから走り屋っていう世界を知って、みたいな感じやと思うんやけど、そういうのとはまた違う感じなん?


僕はスーパーGTとか、ル・マンとかのレース系が多かったです。だから幼稚園の時に好きだったのはマツダ・787Bでしたね。あれが好きで、ミニカー探しに行って泣いてた記憶あります。




―――――幼稚園の時からレース好きやったりとかしてたわけやけど、その時に好きな市販車とかってあったりした?


どうなんですかね。特にコレが好きっていうのが無いんですよね。ベースとしてはレースカーとかそういうのが好きなんですけど、特定してコレが好きっていうのは無かったですね。

車全体が好きっていう感じですかね。




―――――多分頭文字Dとかを見ずに育つとこういう感じになるんかなぁって思ってる(笑)。


そうかもしれないですね(笑)。カスタムジャンルも全く知らなかったです。






―――――そんな車とは近くなく、かといって遠くもない生活から、どうやってカメラを始めようと思ったん?


そうですね…。カメラ始めたのは今年(2018年)の1月なんですよね。

大学に入って、皆免許取りに行くじゃないですか。それで僕ミーティングとかのそういう世界を全く知らなくて、友達が「こういう集まりあるで」って言うてくれて初めて行ったんですよ。

「すごいな。映画の世界みたいや」って思って。

その時友達が一眼レフ、エントリーモデルなんですけど持ってて、撮ってるのを見て「メッチャ綺麗やな。カッコイイな」って思って。触らせてもらって面白いなって思ったのが最初ですね。

ただ僕最初お姉ちゃんのGoPro持ってて。




―――――そうそう。俺が最初聞いたのはkota君GoProで動画撮ってたって。


そうです。最初はGoPro触ってて、「それやったらカメラ買った方がいいな」って思って。




―――――そのGoPro使い出したのもホンマにたまたまな感じ?


そうです。友達が一眼で写真撮ってたんで、「じゃあなんか探してみよかな」って思って家探したらあったんで、「これカメラやん」って思って(笑)。







―――――使ってる機材を教えてもらっていい?


α6300にシグマの30mm F1.4です。あと16mm広角単焦点と60mm単焦点を持ってます。

でも30mmほぼ1本でやってます。これがしっくり来てて、これしかほとんど使ってないです。

50とか60やとのっぺりしちゃうっていうか、平坦なんですよね。

30は丸みとか出てて、お気に入りなんですよね。動画撮る時も写真撮る時も同じ30mmです。

あとはFeiyu Techのスタビライザー持ってます。α1000っていうやつです。




―――――なんでそのカメラ(α6300)にしたん?


車を撮ってる人たちをツイッターで色々調べてて、その中で「Unripe™」が出てきて、その時に初めて動画見て「スゴイな」って思って。気付いたら憧れの人になってたんですけど。

フォローも返してくれてたんで、「それやったらカメラ買う時に聞いてみよう」って思って。

DMで直接聞いて、その人がイイって言うてくれたやつそのまま買おうって思って、教えて頂いた次の日には買ってましたね。




―――――次の日っていうのがスゴイな。行動力。


そこはもうカメラ買うつもりで貯金してたんで、ポンと。








―――――今「Unskilled」っていう名前で活動してると思うんやけど、その名前の由来って?


「未熟」とか「未完成」っていう意味なんですけど、自分に満足しないというか、満足したら負けかなっていう意味を込めてます。

ロゴも自分で作りました。パッと思いついて、これで行こうって。




―――――kota君は自分のカメラのスキルをどうやって磨いたの?


僕はひたすら上手い人の写真を見ました。最初は真似でもいいんで、色味とか

構図とか。そこから自分の好きなヤツに持っていったりってことをしてました。

あとはひたすら撮りに行く事と、それを好きになることですかね。

だって僕毎日撮りに行ってますもん。

飽きないですよ。止まんないっす(笑)。




―――――もともと携帯から撮ってる時代からでも加工とかはしてた?


そうですね。今みたいにメチャクチャってわけじゃないですけど、それなりに加工はしてました。








というわけでPart 1はkota君のバイオグラフィーに焦点を当ててインタビューを行った。

Part 2ではkota君の写真に対する考え方についてフォーカスを当てていきたいと思う。



Text : Yuto "GONTA" Ikeda
Photo : "Unskilled" kota