たった38日という時間の重み。
時間って本当に早く過ぎ去って行きます。
気付けばもう2月7日。
2024年も1月の31日間と2月の7日間で38日も経ったことになります。
元旦の能登の大地震ではたくさんの被害を出し、負った傷跡が癒えるのは何時になるのかが見通せない人々も多く、それどころか自らの人生を悔やむ間もなく終えざるを得なかった方もたくさんいて、それでも生き残った方々のそれぞれが少しずつでも前を向かなければならないという厳しい現実があります。
僕はさいたまにいたので被災はしませんでしたが、僕に出来ることは精一杯生きることだと思い、日々実践しています。
続けざまに日航機と自衛隊機の接触事故、またなぜかそれに続く航空機関連のトラブルの頻発は今現在も続いているようです。
一昨日の大雪は世界的にも珍しいという雷を伴い、特に夜半には真っ暗闇に大粒の雪がしんしんと降り積もる中を稲光と轟音がこだまするという異様な感じでした。
都心では百人規模の転倒者が続出したとのことで、改めて雪への弱さを露呈した感じですが、それにもましてあの雷交じりの静かな雪景色は記憶に強く残っています。
災害や事故に始まった2024年は期待されたサッカーの日本代表がアジアカップにてまさかの8強止まりになるなど、日本列島が未だ新しい年を迎えられていないかのような錯覚にも陥りそうです。
日本は経済を標に戦後発展して来ました。
でも今の日本はモノを造るモノづくり大国の日本ではなく、多分サービス大国の日本になったんだと感じています。
僕が何時も感じるところの”今既にあるものを組み合わせることで化学反応を起こす”・・・、そう、”アッセンブリ”の思想です。
この考えなら究極のファブレス(製造工場を持たないということ)を実現することが出来、それにより大幅なキャッシュフローの改善に繋がります。
長く続く日銀(政府)の金融政策により、いい面と悪い面が同居しながらも、確実に外敵からは打たれ弱い日本を作ってしまったのは否めないと僕自身は考えています。
貿易黒字で隣国や同盟国からブーブー言われていた日本はもうなく、今や貿易赤字を実践する国になっていることからも窺えます。
それでも明日に向かって、未来に向かって歩を進めて行かなければならないんだから、一人一人が今まで感じていた事象をまた違う視点で見る努力をしなければならないように思っています。
昔は良かった・・・なんて言うととジジ臭いですが、日本の外側にいる世界が日本に求めるものって”やさしさ”とか”慮りのこころ”とか”お寺の佇まい≒侘び寂び”とか”向こう三軒両隣”なんていうものなんだろうな・・・って感じます。
今の日本のトップニュースやSNSにはあまりその名残はないようにも感じます。
それでも一歩ずつ・・・。