猪木のためなら死ねる!
中学生の頃、金曜日の夜8時にテレビにかじりついて観ていた新日本プロレス!
その新日本プロレスを立ち上げたアントニオ猪木さんが亡くなって早1年ちょっと経ちました。
当時、僕が一番好きだったのは初代タイガーマスク(佐山聡さん)で、休み時間によくクラスの男の子を立たせてローリングソバットを決めていたのが懐かしいです。
「中学を卒業したらタイガージムに入りたい!」と母親に言っていたこともありました。(今、考えたら、俺がプロレスラーには絶対になれない。。)
とはいえ、最近はプロレスは全く観なくなっていますが、一番弟子とも言える藤原喜明さんが書いた『猪木のためなら死ねる!〜 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実』は読んでおかなきゃ!と・・
そして、読み終わった今、やっぱり猪木さんはハンパなく凄かったんだなーと改めて思っています。
藤原さんが佐山聡さん、前田日明さん、藤波辰巳さんと対談までしてて、当時好きだった人たちのオンパレードなのも最高でした。(彼らはみんな、アントニオ猪木の付き人を務めていました!)
ところで、総合格闘技ってこの人たちが原点なんですね!
「俺(藤原さん)と佐山と前田と練習したあと、「アマチュアレスリングのタックルと、キックボクシングの蹴り、ボクシングのパンチ、そしてゴッチさん(プロレスの神様:カール・ゴッチ)の関節技。これを全部合わせたらすごいことになるな!」ってよく話していたんだよ。それを形にしたのが、佐山がつくったシューティング(修斗)だよな。」
そんな話があれば、、、前田さんは前田さんで、「総合格闘技って言葉は俺が最初に言い始めたんだよ。「職業はなんですか?」って聞かれて、「格闘家です」って言ったのも俺が最初だよ。」なんて言ってるし。
でも、それも全て源流は「プロレスは戦いである」というアントニオ猪木さんの "猪木イズム" だったと、、、
藤原喜明さんや佐山聡さん、前田日明さん、藤波辰巳さんというスーパースターたちが憧れたアントニオ猪木さん、ほんとカッコ良すぎます。
「元気があればなんでもできる!」も大好きな言葉ですが、やっぱりカッコ良かったのは、「出る前に負けることを考える馬鹿がいるかよ!」ですね。
いやーー、この本良かった。俺ももっと頑張ろう!と思った。