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退屈と惰性と 改

TL ボンブシェル レビュー

2024.02.11 04:45

 今回のレビューは、トランスフォーマー レガシー より、

“TLー51 ボンブシェル” です。


 “戦え! 超ロボット生命体 トランスフォーマー” などに登場するディセプティコン、インセクティコンの

“心理工作兵 ボンブシェル” が、レガシーで発売されました。


 キックバック、シャープネルに続いてボンブシェルもレガシーに登場。

 デラックスクラスでのインセクティコン(インセクトロン)リメイクコンプリートです。

 昨年12月のリリースが少なかったぶん、どどっと大量投下となった1月。

 まぁ、2月も3月も引き続きけっこう過酷・・というか決算前にこれでもかと投入してくるいつものスケジュールはどうにかしてほしいですよ。

 さて、大量投下=リデコ祭りというのもよくあるパターンで、この1月発売分もすでにレビューしたTL コアクラス スナールと、SS ノア以外は既存アイテムの流用ばかりとなっています。

 もうちょっとバランスよく分散できないもんかなぁ・・

 しかしそんななかでも、今回のボンブシェルは流用基のシャープネルからしっかり差別化されていますし、なにより初代アニメ登場キャラなので外せないですよね。

 もちろん完全新規でリメイクしてほしかったというのが本音ですが。

 同じく1月発売のスタジオシリーズでフレンジー(レッド)ことランブルも発売されましたし、初代ディセプティコンメンバーのリメイクにもいよいよ終わりが見えてきました。

 あとはバズソーと、よりオリジナルデザインに近いメガトロンが来れば・・難しいかなぁ。

 レビューしていきます。


インセクティコン 心理工作兵 ボンブシェル

 カブトムシ(海外設定ではゾウムシ)型メカに変形するインセクティコンの一員。

 トイ設定ではキックバックがリーダー扱いされていますが、アニメではとくに上下関係はなく、ともすればほぼ主役回もあったこのボンブシェルのほうがリーダーっぽかった気も・・

 インセクティコン特有のクローンを生み出す自己増殖能力に加え、頭部の角から発射するセレブロシェルを打ち込むことで対象をコントロールすることもできます。

 ザ・ムービーにおける地球のオートボット基地での戦闘で負傷し、撤退のさなか宇宙に放逐されますが、ユニクロンの力でスウィープス(あるいはサイクロナス?)として復活します。

 ただ、その後の2010でもインセクティコンは登場しているのでそのときの個体が本体だったのかクローンだったのかは不明・・


ロボットモード

 先に発売されたシャープネルの流用で、上腕以下の腕部とか半身が丸々流用されていますが、まず目に付く頭部から上半身の独自性と、流用パーツもカラーの変更によってかなり印象が変わっていて、ほとんど気にならないレベルです。

 例によってアニメデザインをベースにプロポーションを整えた良リメイクと言えるでしょう。

 チームで統一された黒と紫が悪役らしくて格好いい。

 胸部のパーツはクリアイエローの裏側にシルバー塗装で綺麗です。


 特徴的な頭部はオリジナルトイや前回リメイクとなるアドベンチャー(コンバイナーウォーズ)版同様、本体にフードを被せるような構造になっています。

 頭部本体だけだとこんな感じ。

 けっこうイメージが変わりますね。

 スリットの入ったマスク部が鉄仮面のようで格好いいです。

 フード部はうなじ部分に繋がっており、頭部の回転可動に追随します。

 頭は回るのにフードはそのまま、ということがないのはよいのですが、肩の突起にフードが干渉するため、頭部自体も左右45度ずつくらいしか動かせません。

 角は中ほどで可動。

 中央先端は3㎜軸になっています。


 先にも触れた胸部パーツ。

 大基のダイアクロン版では隊員が搭乗するためのハッチとなっており、トランスフォーマー版オリジナルトイでも開閉ギミックはそのまま残っていました。

 今回は固定。

 キックバックと同じく、パッと開きそうに見えるんですけどね。

 なんでわざわざピン打ちまでしてるんだろう・・


 肩の突起(インセクトモードの前肢)は展開するので、

腕部可動を妨げることはありません。


 背面。

 とくに背負いもののない、すっきりとシンプルな後ろ姿。

 ただシャープネル同様(流用なので当然ですが)踵がないデザインなのでちょっと後ろに倒れやすいです。

 腕部の付け根、上腕、太腿に肉抜きがありますね。


 それとこのパーツ、なんなんでしょうか?

 動くんですけど、変形にも関係ないし・・

 本当、なんなんだろうか?

 背中の中央にあるダボ穴っぽいものも気になる。

 なにかの布石? 考え過ぎかな・・


付属武器

迫撃砲

 頭部の角同じ形状の銃身を持つ手持ち武器が付属。

 グリップ以外はシルバーで塗装されています。

 銃身先端は3㎜軸です。


 インセクトモードで後肢になるパーツも、シャープネル同様武器としてリデザインされています。

 シャープネルのものよりかなり小振りで、ほとんど銃身だけみたいなデザインになっていますね。

 通常は前腕裏側に取り付けておきますが、

5㎜軸接続なので取り外して手に持たせることも可能。

 こちらも銃身先端は3㎜軸になっています。


エヴォフュージョン

 迫撃砲の左右に肢パーツを合体させ、3連装砲とした形態。

 コンパクトにまとまっていて取り回しもよさそう。

 やっつけ感の強かったシャープネルのそれとはえらい違いだ・・


インセクトモード

 メカカブトムシにトランスフォーム。

 やはりほぼ箱型のオリジナルトイデザインベースで再現されており、ロボット昆虫というより昆虫型ビークルという感じ。

 一応、肩の2本の突起と先に紹介した武器にもなるパーツで3対の肢が再現されていますが、やはり歩けそうにはないですね。

 オリジナルトイではコロが付いていて転がし遊びができましたが、今回はなし。

 ロボットモードの脛前面にはコロに相当するディティールがありますが、インセクトモードだと腹部側面に来てますからね・・

 シャープネルだと腕部で隠れて気付かなかったけど。


 隠れきらずに横から見えるロボットの頭部がチャームポイント(笑)。

 一方、カブトムシの目はロボットモードから腕の基部ごと90度回転させることで表出するので、スリットなどの空間が最小限になっています。

 腕部はめ込みのためにどうしてもできてしまう穴はちょうど黒めのようになっていい味出になっています。

 角はもちろん上下にスイング可動。

 この形態で動くのはモチーフ的には置かし行きもしますが。


 なお、フードの固定には正面のダボを胸部に挿し込む必要があるのですが、フード全面がシルバーで塗装されているため、どうしてもこのように・・

剥げちゃうよねぇ。


 ロボットモードの背面で触れた謎パーツ、インセクトモードだと口という解釈もできますが・・

 アニメだとの先からもの食ってた描写もあるんですよね。

 海外だとゾウムシだから。


 引っ繰り返すとこんな感じです。

 シャープネルでは底面(背面)中央に5㎜穴があったのですが、ボンブシェルにはなく、当然(?)3㎜穴もないので、インセクトモードでスタンドディスプレイしたい場合は、

 このように拳を出したりするしかないかなぁ。


 武器は本体後部などに取り付けられます。

 気持ちとしては真ん中に付けたいけどねぇ・・


比較画像

 前回リメイクとなるアドベンチャー版と。ロボットモードで。

 海外ではコンバイナーウォーズのレジェンズクラスとして発売されたものが、日本ではレジェンズではなくアドベンチャーに組み込まれた結果、胸部にでっかいシールが貼られたボンブシェルですね。

 シャープネルもそうでした。

 出来そのものは決して悪くなく、長らく我が家のインセクトロンは彼らでしたが、このほど全員代替わり隣りましたね。

 デラックスクラスになってボリュームアップし、プロポーションもよくなって、やはりレガシー版は決定版と言っていいでしょう。


 インセクトモードでも。

 同時期にリリースされたシャープネル、少し遅れて登場したキックバックも、前回リメイクのインセクトモードはオリジナルデザインより昆虫感を増したものになっていましたが、そのなかでもボンブシェルはオリジナルの雰囲気がまだ強かった印象。

 今回のレガシー版とも、サイズの違いはさておき、後部の輪郭と肢の形状くらいしか変わらないですね。


 流用基のTL シャープネルと。ロボットモードで正面から。

 繰り返しになりますが、流用されているのは肩を除く腕部と下半身。

 流用率は50%といったところでしょうか。

 けっこう同じなんですが、頭部のインパクトのおかげでしょう。ほとんど気になりませんね。


 後ろからも

 上半身のカラーリングがテレコになっているのも面白いですね。

 ボンブシェルの背中にも5㎜穴が欲しかったなぁ。


 エヴォフュージョン武器を持たせて。

 シャープネルのやっつけ具合が・・

 単体の武器として見ためはシャープネルのほうがいいんですけどね。


 インセクトモードでも。

 後部の変形はまったく同じで、当然形状も一緒なのですが、上半身側・・腕部の変形、配置が異なるのでボンブシェルは縦に高く、シャープネルは横に広く、角以外のところでもしっかりシルエットの差別化ができています。

 もちろん、オリジナルトイの変形を踏襲した結果ではあるんですが、マンネリ感を感じさせないですね。

 キックバックも一緒に、あらためてロボットモードで。

 アニメデザインにかなり忠実なインセクティコンが、しかもデラックスクラスで揃うとは・・

 トランスフォーマー40周年、初代アニメの配信も始まって、俄然盛り上がってきましたね。

 ただ、今からアニメを見てこのキャラのトイ欲しい! となっても、ほぼほぼ手に入らないだろうというのが残念なところ。


 インセクトモードでも。

 唯一エナジョンウエポンが追加されたキックバックが、やはりちょっと異質な感じはしますが、でもこのそこはかとなく漂うレトロな感じ、いいですね。

以下、画像

 感触としては、やはりシャープネルとほとんど一緒。

 特別よく動くわけではありませんが、シージ以降の基本フォーマットはクリアしており、必要十分な可動性という感じです。

 立て膝は綺麗に決まりますね。


 後肢ブラスターをトンファーっぽく持たせてみたり。

 踵がなく自立しにくいため、前のめり姿勢でバランスをとる場面が多くなりがち。


 フルバースト!

 思いがけず高火力キャラになりましたね。


 エヴォフュージョンで。

 コンパクトながら一点に火力を集中できる理想的な合体武器という感じ。


 スタンドを使って。

 スタンド用の3㎜穴は腰裏にあります。

 インテクティコンはロボットモードでも飛べたかな?

 まぁ、ディセプティコンはほぼ全員ロボットモードでも普通に飛べるから、たぶん飛べたと思う。


 アドベンチャー版のウエポンモード装備で。

 このかたちで正解なのかどうかわかんないですけど・・

 両手持ちできないのはちょっと残念。


 これは、ズラがズレてしまったボンブシェル。

 ちょっと恥ずかしいみたい(笑)。


 インセクトモードでも。

 前肢と角が動かせるので、ちょっと上を向く格好にできます。

 けっこう可愛いですね。


 一回り小さいアドベンチャー版はクローン扱いするのにもぴったり。

 確か、当時1,500円しないきらいだったんじゃないかな。

 いくつか買っておけばよかったかな。


ボ「随伴するクローンは1体だけだ!

シ「なんだと!?

 なぜかシャープネルだけパワーオブザプライムで事実上の再販があったので、2体いるんですけども。


 インセクティコン出撃。すべてを食い尽くせ!

 一応ディセプティコンですがメガトロンの部下ではなく、あくまで対等の共闘関係にあったインセクティコン。

 しかしザ・ムービー以降は普通にほかのディセプティコンと同じ扱いで、2010の途中でフェードアウトした感じかな。

 2010ではメインキャラがわりと固定化された印象で、初代(1期)の群像劇風味は薄れましたね。

 オートボットに至っては大量リストラもされましたし。


インセクティコン、トランスフォーム!

 新規武装ギミックの追加で近接戦のキックバック、中距離戦のボンブシェル、遠距離戦のシャープネルと役割分担できるようになったのは面白いです。


ス「うわぁぁ~! 誰か、ロボット昆虫殺虫剤を!

 対インセクティコンのヤラレ役として我が家で定着してきたスキッズとコスモス・・

 しかし、全員決してメジャーなキャラではないので、こんなふうにいいサイズ感のリメイクで絡ませることができて感慨深いです・・


 以上、“TL ボンブシェル” でした。


 キックバックから1年と5ヶ月、そこそこ時間がかかりましたが、インテクティコンの最新リメイク完了です。

 シャープネルの流用で半分ほどのパーツが共通ですが、特徴的な頭部と上半身は当然新規造形で、変形パターンもほぼ同じながら腕部の位置の違いで角以外でもしっかりシルエットの変化が再現されるなど、上手く差別化されていると思います。

 シャープネルではやっつけ感の強かったエヴォフュージョンも綺麗にまとめられていて、結果的にチーム3人で得意な戦闘スタイルが定義されたようなところもあってよかったかな。

 フードパーツが全塗装なので、インセクトモードでの固定の際に塗膜が剥げてしまうのと、ロボットモードで後ろに倒れやすいこと、インセクトモードでスタンド穴がないことなど、細かい不満はいくつかありますが、まぁいちゃもんに近いので、トータルでは十分満足できるものになっていると思います。


 ところで、レガシー2年め、エヴォリューションのメインヴィジュアルにこっそりいるっぽいデラックスインセクティコンは、結局キックバックからのランサック以外出る気配ないですね。

 もう3年めのユナイテッドに入ってますし。

 バズワージーも最近聞かなくなってきたしなぁ。

 まぁ、どうせ日本では売られないだろうし、いいか。


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を