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ZIPANG-8 TOKIO 2020日本の木を使ってSDGsに貢献  全国のウッドデッキ&ウッドフェンス施工事例を公開  ~外構部等の木質化対策支援事業~

2024.02.13 17:00


令和6年1月1日午後4時10分頃発生した、
能登半島地震で被害を受けた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。(編集局)


熊本 小國杉                           編集局イメージ


高知 四万十ひのき                        編集局イメージ


能登 国指定重要文化財「時国家住宅」本家 御前の間(木造建築)   編集局イメージ



“木のある暮らし・木の街づくり”を提案するWEBマガジン「ラブキノヘイ」について


外構の木質化施工事例


全国の木材業、木材加工業および木材販売業者が組織する協同組合およびその連合会を会員とする全国木材協同組合連合会(略称:全木協連/会長:松原 正和)は、“木のある暮らし・木の街づくり”を提案するWEBマガジン「Love Kinohei ラブキノヘイ」(以下 ラブキノヘイ)にて、令和5年度林野庁補助事業 外構部等の木質化対策支援事業で施工されたウッドデッキやウッドフェンスの外構部の木質化施工事例を新たに追加公開しました。


紹介する事例は、個人宅や施設などに設置された、木材の合法性や耐久性確保などの条件を満たしたウッドフェンス(木の塀)やウッドデッキなどの外構設備(エクステリア)です。施主の要望や施工場所の条件にあわせて、様々な工夫とデザインで施工されたウッドフェンスやデッキは、エクステリアのリフォームを検討される施主をはじめ、工務店、外構業者の参考にしていただくことができます。


全国のウッドフェンス・ウッドデッキ施工事例


■Works 外構の木質化施工事例:

1. 掲載件数:合計153件 うち令和5年度事例13件

2. 検索項目:

・都道府県

・樹種(スギ、ヒノキ、マツ、その他)

・施設の種類

 ウッドフェンス

 ウッドデッキ

 その他

・物件種別

 住宅

 保育園・幼稚園・児童施設

 店舗

 ホテル・旅館・浴場

 工場・社屋

 駐車場・倉庫

 公園

 その他

3. 紹介項目:

・写真と説明

 防腐処理等の種類・塗装・工法

 PRポイント

 使用木材

 所在地(都道府県)

 施工会社


天然木をつかうエクステリアならではの防腐処理等の種類・塗装・工法など紹介(拡大可)


■外構部等の木質化対策支援事業(林野庁補助事業)とは


地球温暖化対策において森林吸収源としても目標が掲げられ森林資源の活用が注目されています。木は成長期により多くのCO2を吸着するため、「伐って、使って、植えて、育てる」といった森林資源の循環利用を確立する必要があります。山村地域での経済の活性化にもなります。外構部等の木質化対策支援事業では、木材の新たな需要を創出するため、昨今では木材から他の素材に置き換えられた外構部(エクステリア)を、再び木質化する支援をしています。木製外構の認知度の向上や木製外構に関連する知識の普及、並びに情報の収集等の取り組みをしています。それによりSDGsで掲げられた主に4つのテーマに貢献します。

        ~国産材の活用が果たす4つのテーマ~

        8. 働き甲斐も経済成長も

        11. 住み続けられるまちづくりを

        12. つくる責任つかう責任

        15. 陸の豊かさを守ろう



■ラブキノヘイについて


日本の森林は国土の約7割を占め、このうち約4割が戦後に人の手で植えられた人工林です。この人工林が今まさに利用期を迎えています。この人工林を「伐って、使って、植えて、育てる」サイクルを維持していくことが、日本の山を守るためにとても大切です。つまり、国産材を使うことは、日本の森林の適切な管理につながります。


そこで、ラブキノヘイでは、これまであまり使われてこなかった木の塀(ウッドフェンス)やデッキ、カーポートなどのエクステリアでの導入事例を中心に、木の家や、国産材を使った雑貨や、都市部の施設等での木材利用など、“木のある暮らし・木の街づくり”のヒントとなる情報を「知る」「見る」「行動する」の3アクションごとに、ご紹介しています。


■掲載コンテンツから一部抜粋

・知る

木のある暮らし・木の街づくりのメリット



木をもっと使えば、人も自然も豊かになれる


街に、暮らしにもっと木を使おう!木のある暮らし、木の街づくりのメリット


日本の国土の約3分の2は、森林で占められています。そのうち約4割が木材として利用する目的で人の手によって植えられた人工林。戦後にたくさん植えられた木は、いま大きく育ち、伐って木材として利用できるようになっています。


ところが森林の資源量が増大する一方で、建築分野では鉄筋コンクリートが主流になり、生活の場ではプラスチック製品が普及するなど木の利用は減少しています。


木を使わずにそのままにしておくと森はどうなるでしょう。木も高齢化すると二酸化炭素吸収量が減少し地球温暖化防止機能が十分に働かなくなります。また、手入れをしない人工林では、生物多様性保全機能や土砂災害防止機能も衰えてきます。


森を健全に保つには、植えて、育て、伐って、上手に利用する「森のサイクル」を回していくことが大切です。つまり、木を「伐って」「使う」ことで自然を豊かに保つことができるのです。


また、暮らしの中で木を使うことは、人の心身の健康にも大きく役立つことが近年の研究でわかってきました。木材には鉄やコンクリートにはないメリットがたくさんあります。木をもっと暮らしに取り入れ、木の街をつくることで、人も自然ももっと豊かになります。


#木を使うと森は元気に


森林には、二酸化炭素吸収による地球環境保全、生物多様性保全、土砂災害防止、水を貯え浄化する水源涵養などの多面的機能があります。


木は育っていく過程でさかんに二酸化炭素を吸収し、大きく育って成長が止まると二酸化炭素の吸収量が減ってしまいます。


そこで育った木は、伐って木材として利用し、木を伐った跡地に再び苗を植え、木を育てることで元気な森を持続させることができます。


伐って、使って、植えて、育てる「森のサイクル」を回すことで、森を元気にして、森の多面的機能を最大限に生かすことができます。


#人々を健やかに


県産材をふんだんに使用。地域の人が集まるコミニティスペースを設けた河野俊郎酒店
(宮崎県)


#快適空間


地元の無垢の杉材をふんだんに使った桑の木保育園(埼玉県)


#仕事や勉強の効率アップ


地域のランドマークとなる大規模CLT建築 砂川印刷株式会社 社屋(栃木県)


木造校舎と鉄筋コンクリート校舎では、木造校舎の方が子供たちの集中力が高く、疲労度が少ないという実験結果がでています。


また、3種類の木目で囲まれた空間と白色クロスで囲まれた空間で小中学生の子どもたちに計算と休憩を繰り返す実験をしたところ、木目空間の方が計算中は集中力が高く、休憩中はリラックスしているという結果がでました。


つまり木で囲まれた環境の方が、仕事や勉強に集中でき、疲労も少ないということです。


#中高層木造建築


住友林業が発表した研究技術開発構想、地上70階の木造超高層ビルのイメージ図


コンクリートに匹敵する強度を持つCLT(直交集成材)の誕生や耐火技術、耐震技術などの進化により、木造中高層ビルの建設が現実のものとなっています。


2020年2月には日本初の木造+鉄骨造のハイブリッド構造10階建てマンションが竣工。2022年3月には構造部材をすべて木材とした日本初の純木造11階建てビルが竣工予定です。


さらに、2041年の竣工を目指し高さ350m、地上70階の木造超高層建築の研究技術開発構想が発表され、木の街づくりは着々と進んでいます。木は鉄やコンクリートに比べて軽いため、基礎工事を簡略化でき工期を短縮でき、地震の際、建物が受けるエネルギーが小さいというメリットもあります。


#未来へ残る


法隆寺五重塔 世界最古の木造建築


#木の塀(ウッドフェンス) #木のエクステリア


古いブロック塀から木の塀(ウッドフェンス)へ。ウッドデッキも国産材で



木の塀(ウッドフェンス)、木のエクステリアのメリット


美しい街並み、美しい我が家



木の塀(ウッドフェンス)、木のエクステリアは、「まちづくり」に調和する美しい家を生み出します。


木で作られた塀やエクステリアは、安全な通学路の確保につながり、防音対策など生活環境の改善にも効果を発揮します。


木で感じる、優しさとぬくもり。
家族と、まちに住む人々に、美しい景観と安心を運びます。



木の塀(ウッドフェンス)、木のエクステリア。とってもいいね!



デザインが自由


木材は、自由にデザイン・設計できるのも魅力のひとつ。
狭い場所や複雑な敷地でも問題なく、高さも自由に調整可能なため、家の状況に合わせて、好きなようにデザインすることができます。


必要な箇所に、オリジナルデザインの木材を。
住み心地と景観に配慮した、世界にただひとつの木の塀(ウッドフェンス)、木のエクステリアを、自分たちの手で作りましょう。


補足

農林水産省・林野庁

特集 持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))に貢献する森林・林業・木材産業


1. 持続可能な開発目標(SDGs)と森林

(1)持続可能な開発目標(SDGs)に高まる関心

➢ 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)は、2015年9月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030アジェンダ)に含まれるもので、持続可能な世界を実現するための17の目標・169のターゲットから構成


➢ 前身のミレニアム開発目標(MDGs)とは異なり、途上国だけでなく先進国を含む全ての国が対象となっており、また、政府や国際機関だけでなく、市民社会、民間セクターなど全ての人々の参画を重要視


➢ 気候変動問題等が経済にも負の影響を及ぼすという危機感等により、ESG(環境、社会、ガバナンス)投資が増加するなど、SDGsへの関心の広がりを示す様々な動き


(2)森林・林業・木材産業とSDGsとの関係

➢ 2017年4月に国連総会で採択された「国連森林戦略計画2017-2030」では、様々な主体による協力や活動の強化等による森林分野のSDGsを含む2030アジェンダ等への貢献を提示

➢ 我が国の森林においては、蓄積量が年々増加し、森林を広く活用できる状況にあり、山村地域において進行する過疎化への対応や生活の質の向上を求める声の高まりの中で、様々な角度からSDGsに貢献できる可能性


【我が国の森林の循環利用とSDGsとの関係】



➢ SDGsの目標15に「持続可能な森林の経営」と掲げられているほか、森林そのものが様々なSDGsに貢献(目標6,11,13,14,15)


➢ 木材やきのこ等の森林資源の利用(生産・加工・流通のプロセスを含む)や、森林空間の利用は、その目的・内容に応じ様々なSDGsに貢献(目標2,3,4,5,7,8,9,11,12,13)


➢ これらの利用は、森林の整備・保全に還元されるという大きな循環につながっており、SDGsで重視されている環境・経済・社会の諸課題への統合的取組の表れといえるもの


➢ この循環においては、再造林や合法性が確認された木材の利用等を通じて森林が健全に維持されることが前提であり、林業・木材産業は要の役割


2. 多様化する森林との関わり

➢ 我が国において、森林との多様な関わりが広がっており、森林の整備、森林資源の利用、森林空間の利用の3つに分類し、SDGsの目標に関連付けながら紹介


(1)森林の整備に関わる取組

(ア)様々な主体による森林(もり)づくり活動

➢ 森林の整備は、森林保全や地球温暖化への関心の高まり等から、NPOや企業等の多様な主体が参加するようになっており、この10年でも、その数は増加


➢ 森林整備の目的は、水源保全、生物多様性保全、土壌保全、海洋環境改善など様々

(SDGs 6、11、13、14、15)


事例 サントリー「天然水の森」


サントリー関連施設での木材利用


➢ サントリーでは、原料となる地下水を守るために、全国21か所で森林整備活動を実施

➢ 専門家を交え、100年先の森林を考え、施業計画を検討

➢ 森林整備により生産した木材は、関連施設の床材やテーブル等で活用


(イ)他分野の企業と林業との協働

➢ 林業・木材産業以外の企業による、自社の得意分野を活かした林業との協働が進展


➢ 測量、IT関連企業等との連携や、産官学で連携したプロジェクトの実施

(SDGs 8、9)


(2)森林資源の利用に関わる取組

➢ 森林の整備・保全や地域活性化に加え、木材利用は炭素の貯蔵や省エネ、化石燃料の代替等により気候変動対策にもつながる。持続可能な材料として森林資源利用の取組の裾野も拡大


(ア)建築物における木材利用の拡大

➢ 低層住宅に加えて、低層非住宅建築物や中高層建築物においても木造化や内装木質化の動き


➢ 木材の温かみから、商業施設や福祉施設等で木材を取り入れる動き。オフィスの働きやすさにも期待


➢ 森林の整備・保全や地域活性化への寄与を考え、木材の利用に踏み出す例も


➢ 他材料と比較し建設時の環境負荷・コストの低減につながる点に着目した木造化・木質化の取組も


➢ 従来木材の利用が少ない中高層建築物において木造化・木質化を進めるための様々な技術開発の進展に期待

(SDGs 7、8、12、13)


オフィスでの木製家具の導入


店舗の外装への木材利用


CLT(直交集成板)を用いた木造4階建ての集合住宅
(温室効果ガス排出の削減や工期短縮の効果)


➢ 低層住宅に加えて、低層非住宅建築物や中高層建築物においても木造化や内装木質化の動き


➢ 木材の温かみから、商業施設や福祉施設等で木材を取り入れる動き。オフィスの働きやすさにも期待


➢ 森林の整備・保全や地域活性化への寄与を考え、木材の利用に踏み出す例も


➢ 他材料と比較し建設時の環境負荷・コストの低減につながる点に着目した木造化・木質化の取組も


➢ 従来木材の利用が少ない中高層建築物において木造化・木質化を進めるための様々な技術開発の進展に期待



(イ)プラスチック・金属等の代替材料


木製ストロー


➢ プラスチック代替製品として、木製・紙製ストロー等の新製品が注目

➢ 木の主成分を原料とした新たなバイオマス素材(セルロースナノファイバーや改質リグニン)を開発

➢ 自動車内外装部品など、特徴を活かした製品化の取組が進展

(SDGs 9、12、13、15)


まだまだ続きますが長くなりそうなので、取敢えずここまでといたします。

あとは、

巻末のアーカイブリンク関連記事をご覧ください。



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(順不同・敬称略)

農林水産省 〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 電話:03-3502-8111(代表)

水産庁 〒100-8952 東京都千代田区霞が関1-2-1 電話:03-3502-8111(代表)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事ご覧ください。


【3回忌】

追悼のことば・・・わたなべひろこ

~いつか、また二人で旅をしましょう~


中山道 馬籠宿


タイムスリップしたかのような、

ノスタルジーな世界「馬籠宿(まごめじゅく)」

江戸時代の参勤交代で多くの人が行き交った、中山道43番目の宿場町 馬籠宿。石畳が敷かれた坂に沿う宿場町、道の両脇には焼きたての煎餅や、おやき、五平餅やお土産屋さん、昔ながらのカフェが並び、食べ歩きや散策が楽しめるスポットです。


日常から離れ、心地よい風を感じながらノスタルジックな雰囲気の宿場町で都会にはないのんびりとしたひとときが過ごせます。石畳の坂の街道は、今も江戸時代の面影が残り、島崎藤村のゆかりの地としても有名な馬籠宿は、島崎藤村の生家で、馬籠宿本陣跡である藤村記念館も残っています。歴史を感じる散策を楽しんでみてください。


日原先生とお呼びするよりも(普段呼び慣れた)「もこちゃん」とは20代の頃からの気の合った友人で、共に語らい、共に遊び、よく旅行にも出かけた仲です。


特に中仙道の宿場町(奈良井宿※、沓掛宿、妻籠宿、馬籠宿※など)を尋ね歩いた旅は楽しい想出が一杯です。


旧中山道の奈良井宿


奈良井宿 町家の正面意匠と部分名称


旧中山道の奈良井宿は、鳥居峠上り口にある鎮神社を京都側の端に、奈良井川沿いを緩やかに下りつつ約1kmにわたって町並みを形成する、日本最長の宿場です。


中山道木曽路十一宿のうち、北から2番目の難所:鳥居峠を控えた宿場町。

かつては街道を行き交う旅人で栄えました。その様は「奈良井千軒」と謳われ木曽路一番の賑わいでした。


奈良井宿は鳥居峠の上り口の鎮神社を京都側の入口とし、奈良井川に沿って約1kmの中山道沿いに町並みが形成されています。旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を色濃く残しています。時代を超えた風格が感じられます。


奈良井宿保存の経過としては、近世の民家として高い評価を受けた中村邸の宿場外移設問題を契機に、身近な歴史的資産の再確認と継承・維持を目的にした官民学連携による町並み保存運動が、他に先駆けて始まったのが昭和43年のこと。


その後、国の伝統的建造物群保存地区制度を受けて刊行された「町並み保存対策調査報告書」に基づいて保存条例(保存計画)が施行され、昭和53年に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


この栄誉は、多くの人たちの奈良井の地域づくりにかける並々ならぬ熱意の記念碑ともいえるものです。


選定後も、平成元年に国土交通大臣表彰の「手づくり郷土賞」、平成17年に「手づくり郷土大賞」、平成19年に「美しい日本の歴史的風土百選」、平成21年に社団法人日本観光協会「花の観光地づくり大賞」受賞など景観を生かした地域づくりに懸ける思いを継続しています。


まるで江戸時代にタイムスリップしたような情緒ある町並みです。

木曽路の中で標高の高い奈良井宿は、自然も豊かで四季折々の風情を思う事が存分に楽しめます。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-6 TOKIO 2020
【追悼】いつか、また二人で旅をしましょう・・・わたなべひろこ
日原もとこ 寄稿文集19
「金沢加賀百万石の駆け足覗き 能登半島にいにしえを求めて…」
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/33210668



木製ストロー


世界全体で日々大量 に発生する「海洋プラスチックごみ」は長期にわたり海に残存し、このままでは 2050 年までに魚の重量を上回ることが予測されるなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。


ROOMSでは、ファッション・デザイン業界に向 け本課題を正面から発信し、身近な問題からプラスチック代替製品の推進を図り、カンナ削りの”木のストロー”こそ地球環境にとって必要なテーマのひとつであり、まさにファッションというコンセプトに、業界の関係者に大変注目を集めました。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-3 TOKIO 2020~環境への配慮・貢献が評価~「1本の木のストローがグッドデザイン賞受賞」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/7075825



子供たちは、自然にカンナ削りの“木のストロー”を五感で楽しむ


横浜市立みなとみらい本町小学校でも本プロジェクトの一環として、カンナ削りの“木のストロー” についての木育授業や制作体験を行っていたことがきっかけとなり、今回授業の題材として採用されました。カンナ削りの“木のストロー”は、子供たちが山の問題・海の問題・資源の問題について考えるきっかけとなるアイテムとして位置づけています。


また、子どもの創造性や感性に寄与する製品だと認められ、2019年キッズデザイン賞も「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で受賞しております。


ZIPANG-3 TOKIO 2020 カンナ削りの”木のストロー”は「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン(2)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/7081447



住友林業 木造超高層建築物の全体イメージ


スカイロビー


地球環境負荷の低減

国内の森林資源の蓄積は年々増加しており、国産材の供給量は木の年間成長量の1/4~1/5程度に留まっている。木材の利用量が森林の成長量と同等になれば、間伐や再造林などの森林整備を推進し、森を健全な状態に維持し、CO2の吸収量を確保できる。



木造超高層建築の開発構想W350計画始動

住友林業株式会社(社長:市川 晃 本社:東京都千代田区)は2018年2月20日に会社設立70周年を迎える。


この節目の年に、1691(元禄4)年の創業から350周年を迎える2041年を目標に高さ350mの木造超高層建築物を実現する構想W350計画をまとめた。


高層建築物の木造化・木質化と街を森にかえる環境木化都市の実現をめざして。
この構想計画は研究開発機関住友林業(株)の筑波研究所を中心にまとめ、建築構法、環境配慮技術、使用部材や資源となる樹木の開発など未来技術へのロードマップとし、木造建築物の可能性を広げていくよう進めている。


■W350計画の意義

日本は国土に占める森林面積が約2/3(68.5%)で、OECD加盟国の中でフィンランドに次いで世界第2位ですが、国産材の自給率は約3割前後に留まっている。戦後に植えられた大量のスギやヒノキは、今まさに伐採期を迎えているものの手入れが行き届かないまま放置され、国内森林の荒廃が進んでいる。これらの木を活用し、伐採後は再植林して山を循環させていくことが重要となっている。


■W350計画が具現化する未来

 2010年に「公共建築物等木材利用促進法」が施行され、それまで非木造建築に限定されてきた公共建築物の木造化が推進されるようになりました。


国が率先して木材利用に取り組み、地方公共団体や民間事業者にも国の方針に即した主体的な取り組みを促すのがねらいである。


木の可能性を高める技術で世界一をめざし、森林、木材資源、緑、木の魅力を引き出し、高め、人と社会、地球環境に貢献できる。


W350計画の総工費は現在の技術の積上げでは従来型超高層建築物のほぼ2倍と試算できる。今後技術開発をすることでコストダウンを進めて経済的にも実現性を高めることが出来る。


木材の再利用、人にやさしい都市づくり、林業の活性化などメリットがあり、木の良さを活かす適材適所の木材利用で木造建築の需要を伸ばして行くことも可能である。


耐火・耐震・耐久性能のさらなる引き上げ、建築コストの徹底した削減、新たな部材や構法の開発、そして資源となる樹木の開発等に注力し、街を森にかえる環境木化都市の構築をめざす。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「現代の匠が挑む!!住友林業~街を森にかえる環境木化都市の実現へ~」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3680458



SANU 2nd Home 独自プログラム「FORESTS FOR FUTURE」国産木材100%のサーキュラー建築や植林活動によりカーボンネガティブを実現

車山高原からは白樺湖が眼下に一望できる


サーキュラー建築の必要性

日本政府が正式に宣言した「2050年カーボンニュートラル」。

資材製造・建築・改修・運用まで含む建築関連のCO2排出量は、日本の総排出量の33%を占めています。


世界の先進国で2番目の森林率を誇る日本において、樹齢45年以上の収穫適齢期を迎える樹木の割合が増える中で、森林資源を活用し、よりCO2吸収力が高い若い木を植えることは、大きなCO2削減効果を持ちます。


また、旧来の観光開発では、国立・国定公園を含む美しい自然の中に、コンクリートを大量に使った大型ホテルや旅館が建築され、生態系に大きな負担を与え、これらの建築物が老朽化・廃墟となってしまうような事例が各地で散見されます。


「人と自然の共生」を掲げ、企業活動そのものが自然の回復に繋がるような取り組みを目指すSANUとして、建築設計・施工のパートナー企業である株式会社ADXと連携し、1.原料調達、2.建設、3.運用、4.解体まで、建築のライフサイクルを包括的に捉えて、環境負荷を最小化するサーキュラー建築(※2)を模索してきました。


*2 サーキュラー建築: 資源の価値を減らすことなく再生・再利用し続ける仕組みづくりを軸に据えた循環型の建築設計を指しています。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020高齢化した日本の森の活用と植林を同時進行!4,600tのCO2吸収効果を創出【SANU】
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/23408437



四万十町森林組合 ヒノキ貯木場(市場)大量の四万十ヒノキが整然と積まれている
山の中腹辺りに立ち込めている朝霧は、四万十ヒノキの成長には欠かせない・・・


SHIMANTO HINOKI FURNITURE WORKS(以下、SHFW)は、その四万十ヒノキの間伐材だけを材料に、家具をつくっています。


SHFWはその間伐材を使い家具をつくっています。間伐材と言うと曲がっていたり使い道のない木材というイメージもあるかもしれません。実際はそんなことはなく、間伐材も40〜50年かけて育った立派な木材なのです。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 川~人~森を活かし、シンプルなデザインで長く愛せる家具を製作【四万十町森林組合】
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/32060276



※現在、2250件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/