初めての発音チェック。
今日は、6年生の中学準備講座では
初めて発音チェックを入れました。
一人一人私の前に座らせて、
一音一音正しく発声できているか
チェックをしています。
よく小学生から英語教室に
通わせるべきか?ということを
質問されますが、私は別に
さして変わらないように思います。
語弊がありますが、単に
英会話を楽しむ、くらいならば
有意な差は見られませんでしたし、
逆に何もしていない子の方が
素直に一つ一つ大切に
習得してくれることが多く、
分からないものです。
そんな中でも、公文の英語は
割とおすすめですけどね。
つまり、文法とボキャブラリーを
きちんと分かりながら
やる、ということには
メリットがあるということです。
小学生のうちから英語を、と
お考えの場合は、わたしは
公文をおすすめすることが
多いですね。
余力が出てくれば、
うちでも小学生英語講座も
開設することも視野に入れていますが、
現時点では特段必要性を
強くは感じていないところです。
一年も経てばその差は
ほとんどなくなります。
もしもその差を埋められたくないなら、
中学以降も上の学年のものを
やり続けて、英検でも受けたり
するべきだと思います。
時間とモチベーションがあれば。
さて、今日の発音チェックは
本当に興味深かったです。
難しいf,vの音やrの音、
thの音などもきちんと
区別して発音できており、
アルファベットの並びに対して
正確に反応しようとする
努力がきちんと見られて、
家でも努力したのだろうと
思う子はすぐに分かりました。
母音や特殊な子音に関する
学習を終え、本格的に
文法指導の基礎が
これからスタートしてゆきます。
生徒たちには、
「書く練習も大切ですが、
まずは何度も何度も音に
気をつけながら読むことです。
音のイメージがあれば、
単語を覚える負担は
格段に減ります。
読めないのに書ける、
意味がわからないのに書ける、
ということはありません。
英語の音にイメージを持ち、
この時期は特にですが、
発声を大切にしてください。」
と説明しています。
面接練習の時に、
「英語を頑張りたいです。
なぜなら、、、」
と説明していた子がいました。
受験の一過程で終わる
アピールのためだけの言葉では
ありませんでした。
私はその子が考え抜いた
想いを理解していますから、
その想いがどう学習に
反映されるか、ということまで、
楽しみにしていました。
本当によく頑張っており、
素直に頑張りぬく子の
社会人になった時の姿を
想像しながら、私は
生徒たちに関わっています。