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喜多行政書士事務所

製造業の国内回帰

2024.02.08 22:24

最近日本企業の製造拠点が海外から国内に

というニュースや記事を見ることが多くなりました

その背景にはいくつか要因があるとは思いますが

主なものは次の3つですかね。


1:コロナによる生産性の不安定

世界中でコロナ感染者が増えてしまい

工場を稼働できないトラブルが相次ぎました

さらに輸送の制限もかかるようになり

原料が入らなかったり価格が高騰するようになりました

こうした背景が経営上のリスクと捉えられ

比較的安定して稼働できる国内に

工場を戻すメーカーが増えています


2:米中貿易摩擦

中国に対して貿易赤字が続くアメリカが

中国製品に高い関税をかけたことではじまった米中貿易摩擦

現在も互いの国の製品に高い関税をかけ合っています

中国にはさまざまな国のメーカーの工場が集まっており

「世界の工場」と呼ばれていますが

中国でつくられた製品はアメリカの関税の対象となるので

米中貿易摩擦が本格化してからは

多くの国が中国以外のアジア地域や自国へと工場を移しています


3:円安

今外国通貨に対して円の価値が下がっている円安状態です

円安になると現地の通貨で賃金を支払う現地労働者よりも

円で賃金を支払う日本人労働者のほうが

コスパはよくなります

人件費という観点で見たときに

日本に工場を建てて日本人を雇ったほうが

コストがかからないのです

また日本の工場でモノをつくれば

質の優れた日本製の製品として高い評価を受けることもできます

こうした背景もあり国内回帰が進むの要因となっています


しかしながら現在の日本では

どの業界も労働者不足と言われています

国内に工場を作っても

日本人だけで労働力は賄えるのかという不安も

簡単には払拭できないでしょう


そのために外国人労働者の受け入れを積極的に考えたり

近いうちに受け入れることを前提に

環境整備をしている企業も多くあります


また登録支援機関をはじめ様々な外国人労働者と

受け入れ機関である日本企業を繋ぐ団体も増えつつあります

私の職業の一つである行政書士も

外国人の入国の際に在留資格の取得のお手伝いをしています


原料もない 労働力もない

そんな日本が今後どの進んでいくのか

残念ながら先行き不透明です

間違いなく言えるのは

早め早めの対処だと思います