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Rei.Kikuchi_ Re:Life

みえてきた感

2018.11.10 22:00

ビョーキを患ってから、

未来というものが、

漠然には無くなってしまった!

(健康でも、漠然には無いけど。笑)


わりとすぐ死ぬかもしれないほんとうに。という、

リアルやばい状況。

いつも崖っぷちな感じで、

どう暮らしていけるか。

どんな仕事が出来るか。

そもそもどう在りたいか。

いい方法やいいイメージが思い浮かばずに、

不安になったり、悩んだりしている。

こう見えてもいちおうは、

落ち込んだりもする。

ちょうどここ1週間くらいは、

ひたすら筋トレをしながら、

ひたすらにそれを、

考えてみた。

(おかげさまで筋肉痛バキバキ。笑)


とりあえずみえた感があるので、

ここに記録するけれど、

今回はちょっと、

へんな話になりそうで、

「ちょっとへんだなぁ」と、

自分でも思うけど 笑、

これがわたしのリアルなのだ。

リアルでしかないので、

仕方がない。



まず、




そもそもわたしは、

ここまで何だったのか?


という疑問にたどり着き、










何でもなかったんだ!


ということに気がついた。

笑えるけど、本気でそう思えた。

えーと。笑笑

どういうことか。

現在29歳。いま20代を振り返ると、

暴走機関車のようだったなぁ

と、恥ずかしくて、穴に入りたい。



自分に期待して、

高すぎる目標をかかげて、

一旗あげたい!なんて心のどこかでずっと思ってて、

自分はきっとなにかが出来る!なにかに成れる!とおごっていて、

憧れに憧れすぎてて、

背伸びして見せたくて、

素敵と思われたくて、

カッコいいと言われたくて、

つねに何かを求めていて、

でもつねに物足りなくて、

満足なんてまったく出来なくて。。。




そんな暴走機関車の20代だったもんだから、まわりには、本当に沢山迷惑をかけたし、沢山心配をさせてしまった。(改めて、謝罪と感謝を。)




本当の酒の呑み方も知らないような若いのが、呑み屋でえばって知らない酒を語っちゃってる感じ。

(あぁ恥ずかしい)




カッコつけててカッコ悪くて、

自分の身の丈に合わないことをしてるもんだから、息切れしちゃう。



そんで気がついたときには、

息切れして、疲れ果ててる。

ほんと、ださかった。

どうにかして

なにかになりたくて、

でも

なににもなれてなくて、

それってだから結局、

何でもなかったんだ!

笑笑

って事だ、と。

いまはとても、腑に落ちる。

で、

そう思えたとき、

魂が抜けるくらいに、

気が楽になった。




学歴なくたって、

職歴なくたって、

落ちこぼれだって、

はみだし者だって、

いいじゃない。

(道徳心だけあれば。)


自分に期待するから、

苦しくなるのであって、

だったら、最初から、

期待しなければいい。

自分って、こんなもんだ。

こんな感じじゃないか。

こんなもんで、じゅうぶんだ。

いいじゃん、これで。

憧れになれなくたって、

じゅうぶん輝いてるじゃないか。

ダサくたってカッコいいじゃないか。


故・赤塚不二夫大先生も言っているじゃないか。


これでいいのだ!

と。

(まさにその一言にたどり着き、

先生の偉大さを改めて実感する!)




そうなると、

悩んだり・不安になったり・落ち込む

という概念が

そもそも一切なくなる。

笑笑




さっきまで、

どよーんてしてた自分の姿が

笑えてくる。くだらなくなってくる。

「それでいいって言ってるんだから、君、落ち込む必要、全くないじゃん」って、

ぽんぽんって肩をたたかれる気分。



自分から離脱した所で、

もう1人の自分がさっきまでの自分を励ましてる感じ。



そうなるととにかく、

めっちゃ気が楽になる。



そしてこれは、

マイ 悟り

がひらけてしまった感があり、

この諸々のことにやっと気がついたとき、

光の輪が見えたよ一瞬。

(注:最後だけ嘘です。)

先のことを漠然と考えて、

楽しくなるならいいけど、

不安になって答えも出ないならば、

考える必要がない。

背伸びして息切れしてカッコ悪くなっちゃうんだから、

そもそも背伸びしなければいい。



それは、

逃げでもネガティブでも手抜きでもない。

(このビミョーなニュアンスがうまく言葉に出来なくなて歯がゆいけれど)



毎日毎日、

自分の目の前をぴょんぴょん飛び交っている、

やらなきゃいけないこと

できること

やってみたいこと

伝えたいこと

しっかりキャッチしてそして、

ただただやっていくだけだ。



カッコつけない毎日を、

地味に地味に

積み重ねていくのだと、

ずっしりと思った。



恥ずかしながらも

こんなことに、

やっと、はじめて気が付き、

こうしてちょっとずつ

変化していくのだなぁと、

生きている面白さを

体感しているところである。


photo by   中納良恵 「窓景」