「レミングの集団自殺」をしようというのか
今日2月11日は、建国記念日(建国をしのび、国を愛する心を養う日)。テレビのニュースで建国記念日の「け」の字も言わない。建国記念番組が放送されることもない。日の丸を掲揚している家もない。
ひょっとしたら、建国して何年なのかすら知らない日本人がいるのではないか。西暦に660年足せば、皇紀になる(西暦2024年+660年=皇紀2684年)。これほど長きにわたって存続している国は、世界広しと言えども、日本だけだ。
「神武天皇ってなに?皇室なんて自分と関係ねぇー」と思っている人がいるかも知れないが、単純に1世代遡(さかのぼ)るごとにご先祖様の数が2倍ずつ増えるとすると、10代遡れば(2の10乗)1,024人、20代遡れば(2の20乗)1,048,578人、30代遡れば(2の30乗)1,073,741,824人となり、10億人を超すご先祖様がおられる計算になるから、日本人は、みんな皇室を宗家とする親戚なのだ。ちなみに、今上陛下は第126代の天皇であらせられる。
それ故、各家の名字が異なっても、全ての家を包み込み、みんなの宗家であることを表すために、皇室には名字がないのだ、と私は考える。誰が考え出したのか分からないが、このアイデアは、素晴らしいし、この伝統をずっと守り続けてきた先人たちも素晴らしい。
戦時中にすっかり手垢がついてしまったが、「八紘一宇(はっこういちう)」は、まさにこのことを表している。日本書紀にある「八紘(八極=四方と四隅=八方=天下=国内という意味)をおほひて宇(いえ)とせむ」(天(あま)の下を掩(おお)って一つの家としよう=国内に住む人々を同じ屋根の下に住む家族としよう)という神武天皇の願いを大切に守り続けてきたわけだ。
こんな稀有な国の建国を祝わないなんて、どうかしている。
どうかしていると言えば、「性差がある」というごく当たり前のことが記事になるほど、世の中は混乱している。
下記の記事によると、アメリカでは、生物学の教授が「性別はX染色体とY染色体によって決まる」と発言したため、四人の学生が授業から出ていき、トランスジェンダー等の差別だと告発状が送られ、大学から解雇されたそうだ。
こういう事例を受けてだろうか、「東京大学は8日、公式サイトを通じ、同大学における性的指向と性自認の多様性に関する学生のための行動ガイドラインの策定を報告した」
また、「戸籍上は男性でも女性だと自認しているトランスジェンダーの生徒をめぐり、首都圏と近畿圏にある私立女子中学校・高校のうち、少なくとも14校が受験や入学を認めるかどうかを検討している」そうだ。
レミング(タビネズミ)の集団自殺は、ディズニー映画『白い荒野』(1958年)のやらせ(捏造)であることが発覚したが、ジェンダー論という非科学的妄説に洗脳された欧米や日本は、狂気に支配され、レミングの集団自殺のように崖から飛び降りているように思えてならない。その結果、誰が利益を得るかを考えれば、誰が裏で糸を引いてやらせているかが分かる。