釜ヶ崎の労働者は建設現場で必要不可欠な労働者
あいりん職安は仕事の紹介業務を行え
忘れていいこともあれば忘れてはならないこともあります。
忘れてはならないことの一つは、釜ヶ崎労働者に日雇労働の仕事を紹介することを目的に設置されたあいりん職安がいまだに仕事の紹介をさぼり続けていること。
二つ目は、大阪市は生活に困った釜ヶ崎の労働者が分館(元の市更相)に相談に行くと必ず施設に入ることを押しつけること。たとえばケアセン、三徳寮、シェルター等々。これは釜ヶ崎の労働者に対する差別です。
三つ目は、8年前当時の大阪市長であった吉村洋文氏が「だれもが使える公園にする」との口実で花園公園に野宿している人々を強制排除し、今宮小中一貫校の生徒さんたち使うだけのテニスコートをちゃっかり作り、未だに鍵をかけたまま誰も使えない公園にしていること。
四つ目は、センターを耐震性が弱いとの口実でセンターつぶしを画策した大阪府知事になっている吉村洋文氏。
知事室のある大阪府庁本館は大正時代に建てられたもの。センターよりも耐震性が弱いのに建て替えるのではなく、さっさと免振工事をして使っています。
センターの耐震性が弱いのであれば自分たちがしたように免振工事か耐震工事をして使い続けたらいいだけのこと。
吉村洋文氏の狙いは花園公園の野宿生活者を排し、センターをつぶし、釜ヶ崎の労働者を散り散りバラバラにして見えなくすること。その目論見が見えてきたのではないでしょうか。
釜ヶ崎の労働者は建設現場で必要不可欠な労働者。過去も現在もこれからも。なら、センターも残すべき。釜ヶ崎のまちづくり会議においてもこのことを一貫して意見し続けています。
コスモスの里社長がNさんに「はよ、どっか姿消してほしい」
2月9日西成区民センターでコスモスの里との団体交渉に行いました。その席で社長がNさんに「はよ、どっか姿消してほしい」と暴言。
団体交渉というのは労使が話し合って合意点を見出すことに全力をあげること。社長の「はよ、どっか姿消してほしい」との発言は「会社に来るな」ということに等しい暴言です。解雇を撤回したと言いながら、その本音が見えた一瞬でした。
Nさんの解雇通告書に書かれた解雇理由の就業規則の条文は正社員に適応する就業規則の条文であることも今回の団体交渉における社長の証言で分かりました。
Nさんの雇用契約書は正社員の契約書であることは疑いようがない事実。社長にとってそのことが不都合と考えたのか、Nさんはパートでの雇用であると強弁をし続けています。
組合は正社員の就業規則の提供(コピーでの全文)求めましたが社長は拒否しました。見られたら困ることがあるのでしょうか。社長にとって不都合なことは隠し続けたいと思っているのでしょうね。
組合はNさんの完全職場復帰を求めて闘い続けたいと思っています。
今後の予定
センターはこの街の宝です
2月27日(火)午後3時30分
コスモス株式会社相手の
大阪府労働委員会 第3回調査
3月1日(金)
西成区民センター
コスモス株式会社との団体交渉
3月28日(火)午後3時30分
コスモス株式会社相手の
大阪府労働委員会 第4回調査
4月26日(金)午後1時15分
大阪高裁73号法廷
定額給付金控訴審
2024年2月13日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
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