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時計

2024.02.13 12:20

器械としての時計は、時刻を表示したり時間を計ったりするものです。

お洒落やステータスとして身につける方もいらっしゃいます。

では、時計が象徴するものや、そこからイメージするものといったらいかがですか?



音楽仲間のオリジナル曲に、こんな歌詞があります。


Black and Blue 裏通りの店さ
バーボンがやけにまずくてさ
Black and Blue 壁の時計を
とめちまったのは あいつだったのさ


ブルース調の曲。

「とめちまった」のには何があったのか?という話になりました。

喧嘩でもしてぶつかって壊したとか?

電池切れのまま換えてないとか?

ゼンマイ巻き?巻くところの部品が無くなったとか?

…なんてのは冗談でして。



時計は動き続けるものや運命、歯車、共時性などの象徴でもあります。

誰かと経験体験など共有を重ねていると、その人との時計が動いている実感があります。

共に何かに打ち込んだ仲間との想い出は、達成感や幸福感、時には苦い思いも糧になって、今を動かすエネルギーになります。

でも、毎度毎度昔話ばかりに終始していると、電池の弱った時計のように、針が進まず同じところでカチカチしているような気分になったり。


歌の中の「あいつ」は、仲間と新しいこれからを過ごすことに背を向けてしまったのかもしれません。

たぶんもう一緒の時を刻むことは無いのでしょう。



時計にゼンマイ巻きや電池などの動力が必要なように、人間関係にも動力が必要なのですね。

知り合ったから友人、たまたま家族、所属しているから仲間ではないなと思わされます。

昔の電池を入れっぱなしでは止まってしまいます。

愛情、感謝、リスペクト、そういったものが動力になるのでしょうか。

大切に注ぎ続けて、素敵な時を重ねたいですね。