仙台別院・星祭(2024年2月11日)
2024.02.14 08:34
2024年2月11日(日)に、仙台別院にて「星祭」を開催しました。
ちらほら雪は降っていましたが、暖かい日で、みなさんが笑顔で参加してくれました。
匡宏上人からは、星祭の由来や、来月十四回忌となる「東日本大震災慰霊祭」についての説明がありました。
14年前の東日本大震災では、ここ仙台の地でもたくさんの方が亡くなり、被災しました。
今年も多くの方のお力添えのもと、慰霊祭を行いたいと考えています。
第一部で星祭を開催し、みなさんのこの一年の安寧と健康を全員でご祈祷しました。
そのあと第二部として、豆まきを行いました。
豆だけでなく、お菓子や果物などもまかれて、とても賑やかな星祭でした。
※豆まきの写真がなくて、すみません(;^_^A
豆まきがおわったあとは、全員でお食事をいただきます。
美味しく炊いていただいたお赤飯、各種つけもの、サラダ、やわらかく煮たリンゴなどなど、別院の婦人部が腕によりをかけて、食事を準備してくれました。
こうして一緒に食事をすることを「共食(きょうしょく)」と言います。
一緒に食事をすることで、お互いにエネルギーを分け与えるという意味があります。
少し元気のない人や病気の人には、「大丈夫?無理しないでね」と声をかけたり、お互いがお互いのことを知り、いろんなことを分け与えるのがこの共食の意味となります。
元気な人はより元気に、落ち込んでいる人は少し元気に。
そんなふうに人間のエネルギーが倍増するのがこの「共食」だと、匡宏上人からお話がありました。
星祭で自分の星や家族・友人・知り合いの星をお祭りし、無病息災を祝いました。
そして「共食」をすることで、互いにエネルギーを分け与え、楽しく笑顔になりました。
この一年も元気でお過ごしいただきたいと思います。