仮想通貨ってもうオワコン??
執筆者:小山英斗
今年ももう11月、だんだん年末が近づいてきました。
去年は「仮想通貨元年」と呼ばれ、その中ごろより仮想通貨の価格が明らかに上がり始め、11月頃から年末年始にかけて急騰(暴騰)したのは記憶に新しいかと思います。
それが一転今年に入ってからはずーっと下落トレンドが続いてきました。
上のグラフは2017年1月から現在までの仮想通貨の時価総額の推移です。
そして上のは仮想通貨の代表格、ビットコインの価格推移です。
(両グラフともCoinMarketCapより)
見事に去年の急騰分を今年に入って吐き出している感じです。
そんなんで、去年あれほど仮想通貨元年と騒いでいた世間でも、「仮想通貨はすでにオワコン」みたいな言われ方をしているようです。
ここで日本株式の代表指数である日経平均株価とビットコインの価格を2017年初、2018年初と現在(2018/11/9)の時点で比較してみたいと思います。
上の表からわかる日経平均株価とビットコイン価格の共通点。
①2017年初から2018年初にかけて上昇
②2018年初と現在を比較して、現在の方が安い
③2017年初と現在を比較して、現在の方が高い
上記の共通点だけ見ていると、日経平均株価だってオワコンとも言えなくもない、、、
さらに、2017年初と比較して現在まで日経平均は約1.14倍上がったのに対して、オワコン呼ばわりされているビットコイン(仮想通貨)は約5.43倍です。2017年初にどちらに投資していればよかったのか、、、
ただ、ビットコインは2018年初と比べると、現在は半分以下の価格まで落ちてしまっています。
投資した時期によって収益には雲泥の差が出たことがよくわかる結果となっています。
去年の11月頃より年初にかけて仮想通貨に投資された方にとってはまさに「オワコン」状態かもしれません。
それでも個人的には仮想通貨の将来に対する期待はまだ変わらずに期待しています。
未来が見えるね研究所 代表 小山英斗