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(有)小川屋

「CHO!A!SAKE Pure Rice DOBUROKU」・「CHO!A!SAKE Hopped DOBUROKU」

2024.02.17 00:00

日本酒有資格者チーム「サケノアルケミスト」・ぷくぷく醸造さん・浜田屋酒店さんのお三方がタッグを組んだ『ふくふく自然栽培米プロジェクト』。

福島県猪苗代町のつちや農園さんにて、自然栽培米の田植えから稲刈りまでを行い、福島県南相馬市が拠点のぷくぷく醸造さんが醸したクラフトサケです。本日2月17日解禁、取り扱いは全国で約10店舗のみ!詳細は、投稿下部の【小川屋スタッフから】でご紹介します。

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写真左
「CHO!A!SAKE Pure Rice DOBUROKU」
(木花之醸造所/東京都台東区駒形)

原材料名:米、米麹
原料米:福島県猪苗代町産 自然栽培米「長頴稲(ちょうえいいね)」100%
精米歩合:86%
アルコール度:8%(原酒)
価格:500㎖ 3,500円(税込)

🌾テイスティングコメント
乳酸の力強い香りのなかに、どこかほんのりと甘酒の懐かしい香りが感じられます。超微細なガスが強く、唇に触れた瞬間にビリビリと爽快!米の粒はやや荒く残っていますが、飲みにくさは皆無で、強めのガスが軽やかさを生んでいます。
柔らかな乳酸に、マンゴーやパッションフルーツのようなフルーティな酸味、懐かしくほっとするような米の旨味による親しみやすい香味が魅力。「PURE」がぴったりのネーミングです。


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写真右
「CHO!A!SAKE Hopped DOBUROKU」

原料米・精米歩合・アルコール度・価格は、
「CHO!A!SAKE Pure Rice DOBUROKU」と同じです。
こちらはホップ(品種はサブロ、シトラ、エクアノットの3種)が加えられています。

🌾テイスティングコメント
レモングラスやグレープフルーツ、ライムのような柑橘系の爽やかさに乳酸とビターさが柔らかに香ります。一言で形容しにくい香りで、どこか懐かしく上品さもあります。
クラフトビールを飲んだときに感じられるような、心地よい苦味が印象的。ホップ由来の複数のフルーツのニュアンスと苦味、ベースの乳酸と旨味が調和した(いい意味で)得体のしれないサケ感満載です!この特徴的な苦味はじんわりと長く残り、香りから余韻までホップの良さが随所に出ています。



【小川屋スタッフから】
冒頭でこのお酒にかかわる人たちを簡単にご紹介しましたが、秋田にお住まいの方には、あまり耳なじみのない人たちや蔵元かもしれません。それぞれご紹介しますね。

・サケノアルケミスト…日本酒をもっと気軽に楽しむ方法を研究する有資格者チーム
・ぷくぷく醸造…福島県南相馬市が拠点のファントムブルワリー(自社の醸造所を持たず、他の醸造所を借りて醸す蔵元)
・浜田屋酒店…千葉県大網白里市にある、クラフトサケの伝道師ともいえる酒屋さん

このお三方が、福島県猪苗代町のつちや農園にて自然栽培した米で造ったクラフトサケです。
長頴稲(ちょうえいいね)というお米を全量使用しています。稲には小穂(しょうすい)という花の部分があり、その一部にめしべやおしべを含む護頴(ごえい)という箇所がありますが、この護頴がカニの爪のように長い形の稲なんだそうです。
長頴稲は、現在の日本ではほとんど栽培されていないとのこと。商品名の「CHO!A!SAKE」の「CHO!A!」は「長頴(ちょうえい)」で、超!ええ!サケ。


このサケをざっくり紹介するなら、「サケ好きの有志の方々が集まって自然栽培米を育て、そのお米で醸したクラフトサケ」。ラベルに描かれた人物は、浜田屋酒店店主の齋藤さん(左)、ぷくぷく醸造代表の立川さん(中央)、つちや農園代表の土屋さん(右)です。

初めて聞く言葉だらけで頭の上にクエスチョンマークが出てる…という方もいらっしゃるかもしれません。上記の内容をなにも知らずに飲んだとしても、おもしろくてウマーイ!

冒頭で少し触れましたが、このクラフトサケが購入できるのは全国でたった10店舗ほど。気になったときが買いどき・飲みどきです。
数が限られるため、希少かつ限定の超ええサケをぜひぜひご賞味ください!