「ようしょく」知ってますか?
2024.02.18 00:05
まだまだ寒いですね。
でも近頃は少し陽が長くなった気がします。朝の6時頃はほんのり明るくて、おきやすくなりました。耳のしもやけのカサブタも昨日はずれました。春が近いのかもしれません。
さて私の暮らす三重県松阪市には「ようしょく」という食べ物があります。
どういうのかというと
小麦粉と卵で作られた生地を、クレープ状に焼き、ねぎとかつお節と、紅しょうがを入れ、焼けたら醤油だれを塗り食べるものです。
めちゃうまです げきうまです
クレープ状の生地は、薄ければ薄いほど美味いです。
私が小学生の頃、母がよく焼いてくれました
1枚のカサはそれほどないので、母がわんこそば形式で次々焼いてくれて、10枚くらいはいってました。
「今日はようしょくやで!」そう言われると、飛び上がって喜んだものです。
土曜日は小学校が昼までで終わり、吉本見ながらようしょくを食べるお昼の時間。身も心も安らいで、この上なくあたたかな時間。そんな記憶が今も残っています
ようしょくは、クレープでもないですし、お好み焼きでもありません。
漢字でどう書くのかも不明ですし、その起源も分かりません。
検索しても「洋食」「養殖」「要職」しか出てきません。
でも松阪市民の体と心に深くしみ込んだ、ソウルフードです。
目玉焼きを入れるパターンもあります。
豚肉を入れるバージョンもあります。
以上。
ps
松阪の人は松阪のことを「マツサカ」とは言いません
「マッツァカ!」と言います。