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蛇との日々の話

2018.11.10 15:54

着々と冬に近づいていて、若干気分が落ち込んできた飼い主に対して、

5日ぶりの給餌に活気付いているボールパイソン一同を見て、ふと、蛇の気分についても考えてみました。


例えば脱皮期間中のボールパイソンは、いつもなら3秒で餌に飛び付いてくる子ですら、餌に見向きもしなかったりします。

とぐろを巻いたままじっとして、気分の下りっぷりがひしひしと伝わってきます。


一方で給餌日や排泄の日、脱皮が無事に終わった日には、そわそわと動き回り、眼の輝きも一段と増して気分の上がりっぷりが伝わってきます。


蛇には表情といった表情はありませんが、こうしてぼーっと観察しているだけでも色々な行動で気分の上がり下がり、快 不快、を表現してくれます。


縁で迎えた子ばかりなので、出来るだけ気分良く過ごしてもらえたらと、餌の品質はもちろん、

構って欲しい子は構う(少し散歩をさせる、水を頻繁に取り替える)、

構って欲しくない子は構わない(干渉は必要最低限、置き餌)、など


一様な接し方ではなくて、日々、その子の性格や気分に寄り添った接し方を心掛けたいなと思います。


そうして接していると、たまにハッとするほど何か気持ちが通じているような目をしてこちらを見てくれるのも、ボールパイソンの魅力だと思います。