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新体制:不気味な同志社ラグビーファンの沈黙

2024.02.18 09:04

新体制への期待

もはや思い出したくもありませんが、令和5年度の関西大学ラグビーAリーグにおいて同志社大学ラグビー部は、よもやの7戦全敗で最下位に沈み込み不本意なシーズンを終えました。当然、関西リーグ始まって以来の歴史的悪夢となりました。(最悪!)

入れ替え戦の大阪体育大学には大勝し、かろうじてAリーグに留まりましたが、流石に宮本監督は、その責任を取って早々に潔く退陣の表明をされました。

敗因は数々考えられるのでしょうが、それが何であろうと「組織」である限り「結果責任」を免れることはできません。組織の長は全面的な責任を取り「自ら退く」と言うのが世の道理と言うものでしょう。敗軍の将、兵を語らずであります。

特にここまでの惨敗となると、当然、監督にとどまらず川口ラグビー部長はじめ中尾DRC会長等首脳陣は総退陣され、同志社ラグビー大復活のため同志社大学ラグビー部OB(DRC)が総力を結集して全面刷新(オールクリア&リセット)された「近未来への強靭な新体制」を築かれるものと、同志社ラグビーファンは大いに期待しておりました。(私だけ・・?)


え、まさか・・・

特に新体制の要である「新監督」に誰が就任するのか、同志社ラグビーファンの関心はその一点に集中していた感があります。

そして、令和6年2月4日、待ちに待った「2024年度新体制」の発表が公式ホームぺージでありました。私はDRFCの掲示板で発表を知りましたが、正直、二の句が継げませんでした。「え、まさか・・・、いくら何でも・・」

それ以上をここで記載することは、私とて流石に憚りますが、爾来、同志社ラグビーファンは何故か沈黙を守り続けております。レイチェル・カーソン女史ならぬ「沈黙の春」(1962年出版)の到来です。(←ワタシャ、その世代なのだ!)

沈黙の春が続く

DRFCの掲示板では新体制が決まれば話題沸騰し、激励の言葉が雨霰と降り注ぐことが慣例ですが、常連メンバーの方も黙して語らずの「沈黙の春」が続いています。

言いたい放題で知られる2chや5ⅽh(←未確認ですが、まだサイトは存在してますか?)ならいざ知らず、真っ当な同志社ラグビーファンは未だにひたすら沈黙を貫いています。その静けさたるや不気味なくらいですが、まぁ大人の対応をされているのだと理解しております。(大人の対応が出来ない私ですから、一人密かにかかる文書を書いているんです。情けなや‥)


もっとも「黙して語らず」こそ、「静かなる最高に過酷なメッセージ」に他なりません。(おお、こわ~・・・)

新監督発表への期待は・・・

公式発表直後に、一部報道では「新監督は未定」となっておりましたので、今後の動きがあるのかも知れません。今も新監督の発表を心待ちしておられるファンもいらっしゃいます。

しかし、諸情報を集める限り「新年度の新監督の就任はない」とのことです。(←誤情報であって欲しいカモ・・・)

そりゃそうですよね、岡さんや北島さん(明治)クラスの名誉総監督ならいざ知らず、よくよく考えると総監督の下に有望で自立した監督が就任されることはあり得ないと言うのが常識っていうものでしょう。

総監督って何?

だったら、総監督とヘッドコーチって、どう「役割分担」するのだろうと思ってしまいます。何故、監督とヘッドコーチでないのか?何故、ヘッドコーチ(監督なし)だけではいけないのか?・・とも考えてしまいます。

中尾総監督が現場に専管して全面指揮を執られるのなら「中尾監督」と言う名称で良いわけですし、以前の様に現場の指揮を全面的にヘッドコーチに委ねるのなら総監督は置かず「中尾ヘッドコーチ」か「酒井ヘッドコーチ」(単独)だけで良いわけですから、実に中途半端さが否めません。

嫌と言う程、世の中のホロ苦い水を飲過ぎで捻くれまくった私には、「総監督」と言うポジションに「逃げ」が内在している様に思えてなりません。万が一、新年度も不振の内にシーズンが終了したら総監督の責任ではない、現場を預かるヘッドコーチの責任だ・・なんて言い訳が通り易いように・・。

何で屋上屋を重ねる様な「総監督・ヘッドコーチ体制」としたのか、大いに疑問が残る新体制であります。自ずからヘッドコーチが頼りないと言ってるような意味合いにも取れますし・・。(←あ、言っちゃいけないってば・・・)

3月のDRC総会で、当新体制が承認される運びとなるとお聞きしています。3月なら時期遅し、クーデターは起こりようがありません。当然、現場を預かる総監督が、DRC会長や協会役員を兼務されることはあり得ないと思うのですが、独り私はそこを「注目」しております。

もし兼務されることがあれば組織の体をなさず、必然的に去年の悪夢を繰り返すことになると私は想定しております。(←我ながら実に嫌な性格だなぁ・・)

トラウマが過る・・・

2008年(2位:5勝2敗)、2009年(4位:4勝3敗)、2009年(7位:3勝4敗)。それまで、1敗か2敗はしても全勝モードで常に関西リーグの優勝争いに絡んで来た同志社が、この3年間で暗澹たる状況になりました。(当時の監督は誰やねん?←何故か関西弁)

その後、この立て直しのために名将の誉れ高い宮本監督(PANA)・山神監督(クボタ)を同志社ラグビーに迎えることになります。大きな危機感の下、DRCが全力で新らたな体制を必死に造り上げたことを当時の同志社ファンはヒシヒシと感じ大いに期待したものです。

本当に総結集された結果なのでしょうか?

さて、前年が全敗最下位となった今回は、全DRCが総結集された結果の新体制でしょうか?DRC総員で努力に努力を重ねた結果なのでしょうか?

傍から見ると、宮本監督独り、詰め腹を切らされた形となってます。更に傍目から穿った見方をすれば、現会長さんの独断人事の様に見えてしまう・・・と言う点が実にマズイんですけどねぇ~(←下司の勘繰り)実際のところはどうなんでしょうか?(不信)

「同志社ラグビーファンが沈黙せざるを得ないこと」に、その回答がある様に思えます。

ウウム・・、ま、日本株も米株も印株も上がってるし、まぁいいか・・・。ホント、悩ましいですね。私も沈黙を貫こうぉ~と・・。(←もう遅いぞ!) 

何は兎も角、私の様な外野の遠吠えは一切無視して、ただただ「結果」を出していただければ何の問題はなく、沈黙の春は直ぐに解消致します。    (以上)


(注)かなり抑えて書いたのですが、どうも筆が走ります。現状への正直な感想であり、誹謗中傷する意図は毛頭ございません。宜しくご理解ください。ご寛容のほどを・・・。(再拝)

言うまでもなく個人的な見解であり、DRFCとは一切関係ありません。


(注)写真は、同志社100年史から引用させていただきました。写真と文章の内容とは、全く関係ありません。