エクセルシオの大友肇さんのCDリリース
直方谷尾美術館 室内楽定期演奏会でお馴染みのクァルテット・エクセルシオのチェリスト大友肇さんの初ソロアルバムが9月25日に発売されるそうです。
奥様大友裕子さんの2017年9月15日付のフェースブックの記事がとても興味深かったので、下記にそのまま転記させていただきます。尚、かんまーむじーく のおがた代表の渡辺伸治氏曰く「この演奏会で大友さん&野本さんのDUOを聴きたいですね」とのこと。
【大友裕子さんの2017年9月15日付のフェースブックの記事】
我が家の中華のシェフでチェリストの大友肇のCD、本日工場から届きました。
クァルテット・エクセルシオでは既に何枚かのCDを出してきましたが、個人としては初アルバム。
チェリストとしては外せないバッハ無伴奏チェロ組曲第1番&第5番。
そしてメインのお料理のあとは季節のデザートを一皿に盛ったようなフォーレの小品6曲。
秋の夜長にじっくり聞いていただけるように、そして最後には心地よい眠りについていただけるように子守歌で終わっております。
購入ご希望の皆さんには後日詳細告知いたしますね。
(全国のCDショップで9/25発売です)
心待ちにしていたCDが届いた本日。
ちょっと書いてみたいと思います。
チェリストとしていろんな活動をさせていただいています。
その中心が「弦楽四重奏」。
もう24年になりました。
弦楽四重奏団がその活動を続けていくのは至難の業。最初の十年はこの意味があまりよくわからないようなところもありましたが、最近は傍で見ていてもよぉく分かります。
弦楽四重奏団といってもその活動は団体によっても様々。みなさんいろんな工夫をして必死の思いで継続していらっしゃいます。
エクもその一つ。
メンバーの強い意思、努力、辛抱、そして相互理解と尊重。
ゆかちゃん、ゆきこちゃん、百子さん、あんなにしつこい肇君によくぞ付き合ってくれていると毎度お会いする度思います。
そして何よりも継続のために必要なのは周りの方々の応援です。
まずはエクの足元で支えてくださっているブレーン方。
エクがこれまで24年間存続できているのは、初期のころに国際コンクールで入賞したエクがなんとか続けられるように、あーだこーだと知恵を授けてくださったこの応援団がいるからです。大友家がうまくいかなかったらエクもうまくいかんだろう、という事で、なにかと気にかけていただいた方々。私は子育てで出て行けず、あまりお会いしなかった数年間もありましたが、温かい思いそして現実的なご協力をひしひしと感じておりました。
そして演奏会に足繁く通っていただくファンの方々!
エク・プロジェクトの活動にご理解いただき、そのお一人お一人のお名前に力をいただいております。
家族と親戚の皆々様。
なんとか生き延びろ、って事で(?!)山形からおばさまたちがお米や果物を送ってくれます。これは本当に力になります。実際このお米で息子たちや娘は大きくなりました。
このCDは大友を気にかけてきてくださった皆様への感謝の意を込めて作りました。是非お聴き頂ければ幸いです。
もうひとつ。
このCDの後半はピアノとのデュオ。
千葉に越してきて、今回の共演者である野本氏に出会わなかったら、このような流れにはならなかったはず。
志を同じくする仲間の存在は大きいです。
素晴らしい共演者に感謝。
さらに今回ブックレットのデザインで骨を折ってくれましたゴーシュスタッフの鈴木さんにも感謝。良いものができました。