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アブ小&伊東が大日本愛で045邪猿気違'sを破るも、葛西は大日本再侵攻を予告!岡林復活も河上が非情の勝利!

2018.11.11 18:00

11月11日 大日本プロレス「両極譚~RYOGOKUTAN~2018」両国国技館 3880人


(アピール、コメントなどはプロレス格闘技DX非会員版、試合内容は実況ツイートより)

<第0試合 15分1本勝負>

○谷口裕一(6分34秒 横入り式エビ固め)×フランク篤


<第1試合 15分1本勝負>

○加藤拓歩 石川勇希 (8分22秒 逆エビ固め)瀧澤晃頼 ×兵頭彰


<第2試合 アストロノーツvs666~タッグマッチ 20分1本勝負 >

○野村卓矢 阿部史典(8分20秒 片エビ固め)忍 ×竹田光珠

※右ハイキック


<第3試合 ザ・ストロングBJ~タッグマッチ 20分1本勝負>

 ○宇藤純久 菊田一美(8分27秒 片エビ固め)橋本大地 ×神谷英慶

※リバースタイガードライバー


<第4試合 スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負>

 グレート小鹿 ○越中詩郎 バラモンシュウ バラモンケイ(7分47秒 エビ固め)×ツトムオースギ バナナ千賀 吉野達彦 関札皓太

※侍パワーボム


<第5試合 有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>

 宮本裕向 ○塚本拓海 最上九(11分10秒 片エビ固め)藤田ミノル ×星野勘九郎 関根龍一

※ずどん


<第6試合 2008年デビュー・10年目の同期対決~岡林裕二復帰戦 シングルマッチ 30分1本勝負>

 ○河上隆一(12分23秒 腕ひしぎ逆十字固め)×岡林裕二


(試合終了後)

岡林「河上、何回でもやるぞ。始まったばっかりや。これが始まりや。何回でもやるぞ」

河上「お前、本当に復帰戦かよ? 腕をへし折ってやるからまたこいよ」

岡林「折ってみろ。やってみろ、大日本プロレス、岡林裕二、恥ずかしながら帰ってまいりました。今日は負けてしまいましたが、ここからがスタートです。これからドンドンドンドン、ベルト戦線に食い込んでいきますので、これからも応援よろしくお願いします」


【河上の話】「ああ、クソ。何とか勝った。復帰戦の相手に全部出し切ってた。強かった。もう大丈夫でしょ。またガンガンやろうよ。もう1年前の俺じゃないし。向こうも試合を見てただろうし、1年前の俺じゃねえなって触れ合った瞬間にわかったんじゃないの? あんな怪物に正面から行くほどバカじゃないんだよ、コノヤロー。指の1本ずつからへし折ってやるから。関節と言ったら、どこかの誰かが俺のことを付け焼き刃とか言いやがって、コノヤロー。その付け焼き刃で負けた関本に、もしてめえが負けたら、付け焼き刃以下だ、コノヤロー。俺は意地悪だから言っちゃうぞ、そういうことを。誰だか言わねえけど。とりあえず今日勝ったんで、もういいでしょう。機も熟したでしょ? ビッグマッチはないけども、次の挑戦者の候補でいいんじゃないの? いつまでも舐めるんじゃねえ、コノヤロー。とりあえずおめでとう。またやろう」


 【試合後の岡林】 

岡林「ホンマに悔しい。自分はこれを復帰戦だと思ってません。1年1ヵ月欠場してましたけど、復帰だと思って臨んでないです。ホンマにこれで勝って、セミのストロング(王座)に次、挑戦表明しようと思ってたんですけど、結果、負けてしまったんで。でも、これからベルト戦線、ドンドンドンドン俺が食い込んでいきます。タッグもストロングも、ドンドンドンドン食い込んでいきます。ホントに悔しい。あのエルボーはホンマ強烈や。欠場している時も河上とか他の選手をいろいろ見てきたんですけど。技とかね。でも、実際リングに立ってみたら、また違うんで。もっともっとこれからリングで試合に慣らしていって、早いうちにベルト戦線に食い込んでいきます」 

――1年ぶりだったリングの感覚は?  

岡林「リングに立つ前はきついんじゃないかなとか。前回欠場した時も復帰戦は凄くきつかったんで、そればっかり考えてたんですけど、今回は全然自分の中でもきつさっていうのがなかったので。絶対これはいけると思ったんですけど。こんなこと言いたくないですけど、この1年1ヵ月の欠場がやっぱり理由で負けたんじゃないかと思います」  

――河上選手は「1年前と違う」と言っていたが、違いは感じた?  

岡林「いや、スピードが増えてますね。そんな感じがして。自分の欠場期間があれだったのかもしれないですけど、凄いスピードがついて。悔しいです、本当に。それだけ。あとはもう、これからドンドン試合をずっと重ねていって。ベルトを…ストロングのベルトをもぎ取る勢いで、もっともっと伸ばしていきます」

 ――河上選手は左腕を集中攻撃してきたが?

岡林「右腕を怪我したんですけど、左利きなんで、自分は。たぶんそれだと思うんですけど。ラリアットも左なんで。でも、やっぱりなんだかんだ言っても試合数というか、欠場していたのが響いているかもしれないです。でも、あんまりそれは言いたくないです」 

――タッグ王座に関しては、やっぱり関本選手と組んで狙う?  

岡林「そうですね。それはもちろんです。戦いたい相手でもありますけど、やっぱり組んでもいける相手なんで。ドンドン行きます」


<第7試合 BJW認定タッグ選手権試合 テーブルクラッシュマッチ 30分1本勝負>

 【第47代王者組】○浜亮太 中之上靖文(10分55秒 テーブルクラッシュ)【挑戦者組】×植木嵩行 佐久田俊行

※浜が場外の植木にオオキドプレス

☆浜&中之上が初防衛に成功。


【試合後の浜&中之上】

浜「いやいや、なんて言えばいいんだろう? わからないけど、俺らはあいつらよりパワーとかは全然あるんだけど、ああいうルールのない試合っていうのはちょっと苦手でしたね。サミングはしてくるわ、ムチャクチャだったですよ。手を焼いたけど、まあ、ルール上に則って勝ったわけで。でも、苦戦しましたね」  

中之上「普段やったことないことをやるから、凄い疲れたというか、普段の倍、体力を消耗したし、頭も使った。次はちょっとストロングでやりたいですね」

浜「ひっかき回されましたね。でも、体力で劣っているぶん、向こうは凄い考えてきたんで。俺らの技を全て受けきったんで、植木もプロレスラーですよね。アッパレですよ。敵ながらアッパレです。佐久田は可愛かったです」  

中之上「次はあの2人で普通にやっても面白いかなと思うんですよね。もうちょっと落ち着いてというか、普通のルールであの2人ともやってみたいなという気持ちがあります」

浜「苦戦したけど面白かった。でまあ、次の挑戦者から挑戦させてくれって言うスタイルが多いじゃん、最近。俺は違うと思ってるから。俺らが選ぶ。俺らが選んで、ダメだった場合は選ばない。対戦しない。俺らが選んでチャンピオンになったわけじゃないから。このベルトが俺たちを選んだんだ。だから、そんな簡単に挑戦させない。みんなしっかり日々精進して、ちゃんとした戦績を残して、僕らから対戦してみたいと思えるような人を募集します。向こうからは一切受けつけません」


 【試合後の植木&佐久田】

植木「負けたのか?」 

佐久田「負けたよ。正直よ、これが現実だ。受け止めねえとダメだ」  

植木「受け止めてるよ、俺は。最侠タッグリーグ優勝したチームなんだろ? 知ってるよ。だけどよ、それだからって俺ら血みどろブラザーズは諦めきれねえだろ? 諦めらんねえよな? 俺たち血みどろブラザーズがベルトを総なめして、上にのし上がって。そして、俺たち血みどろブラザーズが大日本プロレスの明るい新しい未来を作っていこうぜ」  

佐久田「デスマッチとかストロングとかジュニアとか、関係ねえよ。今日だって、他のヤツらが来てチケットが売れた? 盛り上がった? ふざけんじゃねえよ。生え抜きの俺らがビッグマッチを盛り上げねえでどうするんだよ。俺だって今日負けたけど、しつけえぞ! 大日本、そして偉そうにしている上のヤツら。今に見とけ。以上だ。舐めてるヤツはどうしますか?」  

植木「舐めているヤツは全員…」 

2人「血みどろにしてやる!」


<第8試合 BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合 30分1本勝負> 

【第2代王者】○橋本和樹(14分11秒 グラウンド三脚巴)【挑戦者】×青木優也

☆和樹が2度目の防衛に成功


【和樹の話】「このストロングのジュニアに関してはキャリアとか関係ないですよ。傍目から見たら、『今年9年目の橋本和樹がデビューしてまだ1年ちょっとぐらいの青木とタイトルマッチをやっている』、そういう評価で、『キャリアの差があるから、橋本は余裕だよ。どうせ防衛回数稼ぎだろ』って思っているかもしれないけど、内容見てみたらわかるように、青木は凄えんだよ。キャリア関係ねえんだ。凄えヤツはどこまででも凄えんだよ。だからよ、俺はてめえら客が舐めてた相手を、俺は舐めずに戦って勝てた。だから、この勝ちは先輩から取った勝ちと一緒。凄え嬉しいよ。それに、青木とは最侠タッグリーグで初めて組んで、チーム・ジュニアバーンでやってきたけど、やっぱり青木がどう思っているかは別として、大日本のストロングジュニアを引っ張っていくのは俺と青木だよ。パーティズじゃねえよ。阿部でもねえし、忍でもねえし、誰でもねえ。俺と青木だ。だから、俺と青木で今日、ストロングBJのマックス、今の一番の頂の試合を見せた。だけど、これが俺らの頂点じゃない。俺たちの山はドンドン成長していく。もっともっと上にいくよ。その上で、ここで青木と戦って、今の俺たちの立ち位置がわかって、凄え嬉しい。まだまだこれからだよ。登るだけだよ、俺たちは。降りることはない。登るだけだ」


<第9試合 復活045邪猿気違's Madness Massacre Returns~殺戮凶器の宴~ 30分1本勝負>

○アブドーラ・小林 伊東竜二(15分40秒 体固め)葛西純 ד黒天使”沼澤邪鬼

※ダイビングバカチンガーエルボードロップ


(試合終了後、葛西と伊東が激しい視殺戦を展開。先に葛西は実況席の登坂社長、小鹿会長に中指を立て花道を下がっていく)

アブ小「ひとこと言わせてください。俺たちが大日本プロレスだ!大日本プロレスにいろいろごたごた言いたいヤツ、いつでもかかってこい。大日本プロレスにはアブドーラ小林がいるぞ! 俺1人だと結構疲れる。伊東竜二もいるぞ!」

伊東「大日本プロレスには伊東竜二もいるぞ」

(葛西が戻りてリングイン。伊東たちに襲いかかって乱闘を繰り広げる)

葛西「おい、まだまだ刺激が足りねえ。1回きりで終わるのはちょっとつまらない。お前らのタイミングじゃねえ。おれっちの気が向いた時にまた遊びに来てやる」


【試合後のアブ小&伊東】

アブ小「やっぱね、向かい合えばこんなもんでしょ。葛西純、俺たちのいない記者会見で散々吠えて、俺たちの試合中、これからって時に乱入して不意打ち。対峙したら、向かい合えばこんなもんだよ。やってみて思ったね。葛西も大日本なんだよね。思い出した。大日本プロレスだったことに。この1ヵ月、正直、葛西純のコメントにいろんな怒りがありました。それは葛西純に対する怒りだけじゃなかった。大日本プロレス内に対する怒りですね。大日本プロレスは他団体に舐められたくない。フリーの連中に舐められたくないというのは改めて思いました。そんな中でも、前の試合、SAMURAIとか週プロを見たら、宇藤とか野村が入ってきたんでしょ? ああいう姿を見るとね。個人の戦いじゃなくて、大日本プロレスとしていかなきゃいけないんだなと改めて思いましたね。すいません、自分ばっかり喋っちゃって。取り乱しました」 

伊東「小林が言う通りですよ。俺らが組めば、屁でもないよ」

アブ小「けどまあ、今日は打ち上げ花火じゃない感じだね。あいつもまた不意打ちにくるのか。不意打ち大歓迎だよ。俺らは年間150試合やってんだよ。どこでも来いって言うんだ。グレート小鹿の興行をやった場所もあるぞ。前売り券50枚なのにな、当日500人来たんだぞ。それが大日本の底力なんだよ。そういう力を舐めちゃいけねえぞ。大日本がユルいとか言ってるヤツ、いつでも来いっていうんだよ。俺は意外と忙しいからな。どこでも待ってるぞ。『ゴチャゴチャ言わんとかかってこいや』って感じだよ。『誰が一番強いか決めたらいいんや』。あえて言う。自分に自信があるから。ゴチャゴチャ言わんと、誰が一番強いか決めたらいいんや。ベルトは持ってないけど。なんか饒舌になっちゃうね。こういう試合をやると」

 ――葛西選手への注射器攻撃は狙っていた? 

伊東「まあ、そうですね。大日本でしか使ってないアイテムですし、葛西純が食らったことのないアイテムを。葛西純はカミソリボード、ノコギリボードで、自分らの得意な分野を持ってきた。なら俺しか使ってないアイテムを投入してやろうと思って。そういった気持ちでした」  

アブ小「まあ、刺激の答えでしょ」  

伊東「これで刺激的じゃないって言ったら、どんだけ不感症なんだって」 

アブ小「ビラビラのガバガバのカレッカレか。セーフだろ、全部(笑)」

伊東「葛西はなんて答えたんですか?」

 ――「刺激を与えてくれそうな人間がこの大日本にもいる」と話していたが? 

 アブ小「また不意打ちか、コノヤロー。まあ、いつでも受けて立つ準備はありますよ。小林、伊東はそんなにぬるくないと伝えておいてください。最初、道場で『死んだような目をしたやつらしかいない』って俺のいないところで言いやがって。俺のいないところでガタガタ言うんじゃねっていうんだよ。こんな目がイキイキした人間、どこにいるんだっていうんだよ。そんな感じですよ。こういう機会だから、ドンドン質問したっていいですよ。今日はいつも以上に喋りますよ。ちょっと疲れてるけど。あんまり寝てないしな。テンション上がってるぞ。レッドブル3本飲んでるし」 

――今後の葛西選手との関係は?  

伊東「リング上で次はいつかわからんと。葛西純のタイミングでと言うんだったら、まあ、いつでもどうぞと。うちらはウェルカムです」  

アブ小「そんな感じです。東スポさん、質問ありますか? ニューヨークタイムズさんは? 読売さん、毎日さんも大丈夫でしょうか? インドネシアスポーツさんも大丈夫ですか? 以上です」 


【試合後の045邪猿気違's】 

葛西「久しぶりの邪猿気違's、楽しかったけど…楽しかったけどだ。負けちまったな」

沼澤「なんもねえ、本当にあいつらは。何のために葛西純を呼んで、何のためにここでやったか。あいつらはただ単に美味しいところをやっただけだ。結局、だからベテランはダメなんだよ。今回、最侠タッグでなんで3位決定戦を潰されたかって言ったら、あいつらデスマッチブロックで勝ち残った人間、その2つが負けて、3位決定戦をやります? 決勝はストロングの2組がやります。それで、3位決定戦でなに飄々とやってんだって。危機感を持て」  

葛西「まあ、おれっちの求める刺激っちゅうもんは、今日は正直見つからなかった。伊東と小林じゃただ楽しかった、それで終わりだよ。でもな、おれっちは見つけちまったぞ。おれっちに刺激を与えてくれそうな人間がこの大日本にもいるっていうのを今日ちょっと感じたよ。答えは言わねえ。これは謎かけだ。全てのデスマッチファンに対する謎かけだ。その人間が誰だったかはのちにわかる。それまでお前らの足りない脳味噌をかきたてて、そいつが誰だか考えておけ。おれっちに刺激を与えてくれそうな男とリング上で会うのを楽しみにしてるぜ」


 第9試合ではアブ小、伊東組が復活を果たした045邪猿気違'sと対戦、FREEDOMSがぬるいと感じた葛西は再び外へ目を向け、かつての相棒である沼澤と再合体を果たして古巣の大日本に参戦、10・25後楽園で行われたアブ小&宇藤vs伊東&関根の試合に乱入して試合をぶち壊す暴挙を働いて、館内のファンの支持を得て大日本に刺激を与えるために宣戦布告を果たしていた。

 リング内には剃刀ボード、ノコギリボードがコーナーにセットされ、沼澤も十字架ボードを持参して登場する。

 先発は伊東と葛西でスタートも、互いに出方を伺い、アブ小vs沼澤となるが、背後から葛西が襲撃し、アブ小を剃刀ボードに頭から貫通させ、沼澤は剃刀ボードでアブ小の額をこすり、葛西は額に噛みつき、沼澤は鎌でアブ小の顔面を切り刻み、鎖で絞首刑を敢行して045邪猿気違'sがアブ小を捕らえにかかる。

 葛西はサードロープに剃刀ボードをセットも、アブ小がその上へボディースラムで反撃して伊東に交代、伊東が葛西にニールキックもムーンサルトプレスは自爆、そして二人は剃刀ボードで殴りあい、葛西が連打して伊東は大流血。045邪猿気違'sは突進するアブ小をノコギリボードに直撃させる。

 そして場外戦へ突入、通路に雪崩れ込んでゲートの下にテーブルをセット、伊東が葛西をテーブルに寝かせえてゲード上からドラゴンスプラッシュで貫通させ、伊東が破片で045邪猿気違'sを殴打、アブ小組は沼澤を捕らえ、アブ小が愛してまーすチョップからウエスタンラリアット、沼澤にカモイェ、しかし頭突き合戦では、沼澤が自らの頭を十字架ボードに直撃させて気合を入れて、頭突きを浴びせてアブ小がダウンさせる。

 葛西は伊東にエルボー合戦から延髄斬り、リバースタイガードライバー、ラリアットと畳みかけてから竹串ボードを投入、045邪猿気違'sがアブ小を竹串ボードへダブルブレーンバスターで投げ、葛西はパールハーバースプラッシュを投下するも、伊東が間一髪カットする。

 伊東は剃刀で葛西の額を切り刻み、葛西の口の中を注射器で貫通させ、伊東と葛西は殴り合うも045邪猿気違'sを同士討ちさせたアブ小組が沼澤にダブルドロップキックを発射、そして沼澤にアブ小の地獄突きの援護から伊東が沼澤にドラゴンスプラッシュ、アブ小のダイビングバカチンガーエルボードロップの波状攻撃で3カウントを奪い、アブ小組が勝利を収めた。

 試合後は葛西が実況席で実況している登坂栄児社長、解説のグレート小鹿会長に中指を立てて退場、アブ小は大日本愛を訴えてると、花道へ戻ろうとする葛西が戻り、アブ小組と乱闘、葛西が再び参戦することを予告して締めくくったが、試合ないようにしても体調が充分でなかったのか動きの悪い沼澤よりも、葛西が暴れまくった試合で、バックステージでのインタビューの通りでも継続参戦を匂わせるような試合だった。現に登坂社長だけでなく小鹿会長にも中指を立てたことで、このままでは終わらせるつもりはないということを充分に示した。


 BJWジュニアヘビー級選手権は、青木がリーブロックからドロップキックで和樹を場外へ追いやりウルトラタイガードロップを発射、しかし花道の和樹にスワンダイブを狙ったところでかわされてしまうと、和樹はキックから花道上でのデスバレーボムを敢行、青木は大ダメージを負ってしまう。

 青木はなんとか戻ったが和樹は正面からサッカーボールキックの連打、フェースロックで絞めあげる。しかしミドルキックキャッチした青木はドラゴンスクリュー、和樹の膝蹴りもキャッチしてドラゴンスクリューと反撃、場外へ逃れた和樹にトペコンを発射する。

 リングに戻った青木はヒップトスからサマーソルトドロップ、突進する和樹をキャッチしてブレーンバスター、雪崩式フランケンシュタイナーと攻勢に出るが、スワンダイブは和樹がハイキックで阻止し場外の青木にエプロンからPKを浴びせ、リングに戻って顔面ウォッシュも、締めの一発は青木がエルボーで迎撃し、青木が掟破りの顔面ウォッシュも締めの一発は和樹がハイキックで迎撃してから締めの一発、ブルドッキングヘッドロック、ヘッドロックで捕らえてたままで河津掛けからクロスフェースで捕獲する。

 和樹はミドルキックも青木はエルボーで応戦し、青木が連打から袈裟斬り、頭突き、延髄斬り、スーパーキックと畳み掛けてから、スワンダイブ式ミサイルキック、そして背中へもう一発もカウント2でキックアウトされ、タイガースープレックスホールドもカウント2でキックアウトされる。

 打つ手を失った青木は逆さ押さえ込みから突進するも、和樹がラリアットで迎撃してデスバレーボム、ノーザンライトボム、側頭部へミドルキックから急角度でのデスバレーボムと畳みかけるが、カウント2でキックアウト、和樹はならばとグラウンド式三脚巴で捕獲して、青木はギブアップ、和樹防衛した。

 青木は良く攻め込んでいたが、打つ手を失った後で、その先がなかったのが残念なところだった。


 BJWタッグ選手権は、植木が得意とされているテーブルマッチで行われ、佐久田が中之上にドロップキックで奇襲をかけて試合開始、二人が場外戦の間に、リング内では植木の突進も浜は平然として受け流し、植木は国技館ということで浜相手に相撲勝負に挑み、植木は突っ張りの連打から差し合ったが、浜が上手投げで完勝し全体重をかけて押し潰す。

 浜は植木にラリアットからエルボードロップはルール上でフォールカウントはされずも、佐久田が入って浜にボディースラムを狙うが逆に投げられてしまうなど、王者組が試合をリードする。

 交代した中之上は、佐久田をコーナーにセットされたテーブルに何度も叩きつけ、テーブルをリング中央にセットして佐久田にブレーンバスターを狙うが、植木がテーブルをずらしてクラッシュを阻止、中之上はテーブルの使い方に戸惑っている隙を突いた佐久田は619で反撃、中之上をテーブルにセットしてスワンダイブサマーソルトは中之上はかわされるも、クラッシュせず、佐久田はテーブルの足を使って中之上の腕を挟み、植木は中之上にテーブル上でDDTで続いてから、コーナーに中之上とテーブルをセットして、血みどろトレインからダブルブレーンバスター狙いは浜がカットも、二人まとめてのオオキドプレスは自爆、倒れた浜に佐久田がスワントーンボム、植木が敬礼式ダイビングヘッドバットと波状攻撃で攻め込む。

 植木は場外でテーブルがセットし、中之上を寝かせてコーナーから敬礼式ダイビングヘッドバットを投下するが、テーブルごとかわされてしまうと、植木は床に自爆してしまう。中之上は植木をテーブルにセットすると浜がエプロンからテーブル貫通オオキドプレスで植木を圧殺してテーブルはクラッシュ、王座防衛となり、ダイビングヘッドバットの自爆だけでなく浜の圧殺を喰らった植木の容態は心配されたが、メインでセコンドに着いていたことで無事が確認された。


 岡林の復帰戦は、開始から岡林がショルダータックルで河上を弾き飛ばし、河上はたまらず場外へ逃れる。岡林はエプロンの河上にハンマー、リングに戻してスリーパー、サッカーボールキック、逆水平、串刺しラリアットと攻め込むが、ブレーンバスター狙いは河上が脇固めで切り返し、徹底した左腕攻めで試合をリードする。

 河上の天龍コンポは受けきった岡林は逆水平も、河上がガードしてミドルキック、アームロックと攻め込むが、岡林はパワーで脱出してパワースラム、ブレーンバスターm逆エビ固め、逆水平の連打、ノド笛チョップで反撃、串刺しは河上が迎撃して左腕にエルボーを放つが、強引に組み付いた岡林がアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、河上が逃れるもショートレンジラリアットからラリアット、ジャーマンの体勢から前方て叩きつける新型のパワーボムを披露して、ゴーレムスプラッシュを投下するが、河上が剣山で迎撃する。

フライングアームブリーカードロップから腕十字を狙うが、持ち上げた岡林が叩きつけ、ラリアットも、突進は河上がラリアットで迎撃、岡林が逆水平、河上がエルボーと打ち合った後で、鋭いエルボーからハリケーンドライバーから腕十字で捕獲、岡林は必死で耐えたが無念のギブアップで河上が勝利、岡林は復帰戦を勝利で飾れなかった。

 開始からエンジンを全開させるなど、復帰戦とは思えない動きを見せた岡林だったが、今日だけは絶対に負けたくないという河上の気持ちが優った。けど岡林もブランクを感じさせなかったことから、これからの巻き返しに期待したい。

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