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書くこと。生きること。

私たちは、いのちを食べて生きている。

2024.02.19 15:22

一年中、安価で多種の魚介類を口にできる日本。

「海の奴隷」と呼ばれる、拉致され船の上に閉じ込められたラオスやミャンマーの人たち。彼らの“奴隷労働”によって乱獲される水産資源を、私たちは口にしている。「海の奴隷」に逃げる場所など無い。彼らは何年にも渡り船に閉じこめられ、労働力でなくなればどこかの遠い海に投げ込まれるだけだ。あの船にいたのは、誰かの息子であり父であり兄弟であり、あなたの消費行動のために違法の魚介類を獲らされた「海の奴隷」たちである。


私たちは毎日、いのちを食べて生きている。

それらがどのような時間の中で育ち(育てられ)、どのように獲られ、競られ、運ばれ、選ばれ、買われ、今ここにあるのかを考える。

朝靄にノッシと土を踏み今日を生きよと首をもたげる四つ脚の、三日月の尾鰭を操り大海を遊ぶ巨きな流線型の、私たちはそのいのちを食べている。


「経済を回す」のだと、他に選択肢は無いのだと、自ら考え出した訳でもない誰かの結論めいたもの(プロパガンダ)に主体性と良心を丸ごと差し出して、いのちの現場から目を逸らしてきた私たちの思考停止の日々。

私たちにも、明日から変えられる未来はあるはずだ。