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brule

革について*

2024.02.20 09:01

このカタチでバッグをつくります。


人間にもシワやキズがあるように、動物の革にもシワやキズは付きものです。


一般的には避けて製品にされることが殆どですが、ブリュレではストーリーのあるシワやキズは寧ろ愛着が湧くので避けてゴミにする必要は無いと思っています。


因みに四角い跡が見えるものはトグル跡と言って、鞣す際に革の端をトグルというもので挟んでピンと張って乾かすためついた跡です。

線のような跡が幾つも見えるのは、元々あった動物のシワで、背中や首お腹の部分などによく見られ、トラと呼ばれています。

その他、血筋の跡や、虫刺され、イボがあった部分は丸く穴が空いていたり。。。


同じ動物の革でも年齢や性別でも質感は変わるし、知れば知るほど革という素材は深く、愛着が湧くなぁと思います。


キズひとつ無い美しい革も大好きです。

叶うならエルメスの革を撫で回してみたい(笑)


好きだからこそ、キズも小さなカケラも無駄にはしたくないんです。

もちろん制作途中のキズには細心の注意を払っています。


最近、ネットで販売する際にこのキズの意味が伝わるだろうか?と考えてしまうので、長くなりました。。

いつも考え過ぎて疲れてしまうのでアウトプットは大切ですね。


お付き合いありがとうございました☺️


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