【志賀町　銀時くん、やっと保護できました✨】

震災直後より、捜索依頼を受けていた、志賀町の銀時くん。

捕獲器を設置しても、なかなかな中に入らず、かなり苦戦しました。

家の中には、カメラを二台設置し、裏口を少し開けて中に入れるようにしたら、野良ちゃんたちが入り浸るようになり…銀ちゃんもカメラに映るのに、捕獲機にも、フードにも、全く反応せす。

カメラに写っている銀ちゃんの姿を見たら、銀ちゃんの求めているものは、食べ物ではなく、家族だと、実感しました。

廊下をウロウロ歩く銀ちゃんの姿…

大好きなお母さんがいつもいるはずの部屋にいない。

おうちは真っ暗で、家族の声も匂いもない…。

他の猫たちが出入りしているせいで、自分の匂いも薄くなっている…。

まずは、家の中に入っている野良ちゃんを保護、隔離しました。

捕獲機を、銀ちゃんの好きな段ボールで囲いました。

踏み板を知っていて、絶対に踏まない銀ちゃんなので、捕獲機にセットするご飯を下に置くのではなく、捕獲機の上に銀ちゃんの好きな焼き鰹をセットしてみました。

そして最後に、

家族が出入りしていた玄関の戸を少し開けておきました。

20時30分頃、玄関側から銀ちゃんは入ってきました。

廊下をウロウロしたあと、焼き鰹を上にセットした捕獲機の中に入ってくれました🙌

銀ちゃんを保護するために、雨の日も雪の日も、暖房をつけずに、エンジン切った車の中で、何日も、銀ちゃんを待ち続けたお父さんの姿は、忘れられません。

やっとまた、家族が一つになりました。

50日間、毎日辛かったと思います。

本当によかったです。

銀ちゃん、幸せにね。