本の紹介 | 医学・看護論文を読み解いて臨床に活かす方法 Evidence-based Medicine/Nursingのすべて
2024.02.20 22:00
新刊「医学・看護論文を読み解いて臨床に活かす方法 Evidence-based Medicine/Nursingのすべて」のご紹介です.
「医療・看護論文を読む」ことを「EBM/Nの視点から」解説されていて、研究をする人・研究結果を臨床に活かしたい人、どちらの立場の方にとっても、保健医療のバックグラウンドの人にとっては、どこかのフェーズではEvidence-basedの視点が欠かせなくなると思います.その点で、臨床疫学の観点から研究のことを概観したいとき、この界隈の昨今のキーワードをアップデートできる内容になっています.
また、「実装」のキーワードが気になる方には、これまでおそらくあまり日本語の文献では取り上げられてきてないモデルやフレームワークの紹介もあります.その他、EBPの観点から、以下のキーワードが気になる・まずはどんなのがあるか知りたい!という方には、そこからさらに学びを広げるきっかけになりそうです.
- 6S model
- CFIR: The Consolidated Framework for Implementation Research
- TDF: Theoretical Domains Framework
- PARIHS framework: Promoting Action on Research Implementation in Health Services framework
- ACT: Alberta Context Tool
- ERIC: Expert Recommendations for Implementing Change
- Iowa Model Revised
- ARCCモデル: Advancing Research and Clinical Practice Through Close Collaboration Model
- SDM: Shared Decision Makig
- Ottawa Personal Decision Guide
- RE-AIM Framework:
Reference.
森田光治良(著)/康永秀生(監修).医学・看護論文を読み解いて臨床に活かす方法 Evidence-based Medicine/Nursingのすべて.新興医学出版社. 2024