古代ギリシャの科学者
2024.02.21 06:30
2024/2/18 21:25に、コンデジで撮影した月(月齢8.6)です。
雨の海周辺は、古代ギリシャの科学者の名前が付いたクレーターが多数あります。上の写真にも、アリストテレス・エウドクソス・プラトー(プラトン)・アルキメデス・エラトステネス・ティモカリスの名前が見えます。
プラトー(直径101km)は、内部が暗い溶岩に覆われているため、17世紀の月観測者ヘベリウスは「大黒湖」(だいこくこ)と呼んでいました。
月の南部(下)では、クラビウスが丁度夜明けを迎えています。クラビウスは、髪の毛をカールした男の子の顔を横倒しにしたようです。ちょっと、目が離れすぎ?
(参考文献)
星空年鑑2024,大熊正美,株式会社アストロアーツ,2024
月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018