緊張の初取材。クラフトビールを手掛けるその企業とは?
こんにちは、ぐるっとキッチン新メンバーのけんけんです。
この度、縁あってブログメンバーに加入させていただきました!
簡単な自己紹介をしますね。
趣味が食べ歩き、飲み歩きでお酒を飲むことが好きなんです。その中でもビールが好きで、お酒の席では最初から最後までずっと飲んでいられます!
ブログメンバーでミーティングをした際に、私の趣味のことを話して、ポロっと「ビール関連の取材をしたいんですよねー。」と言ったことがきっかけに、
今回なんと!エチゴビール㈱さんに取材させていただくことになりました!!
新潟と言えば日本酒というイメージがあるかもしれませんが、実は今流行りのクラフトビールも盛んな地域なんです。
クラフトビールとは、元々“地ビール”と呼ばれていて、小規模で作っているビールを工芸品(クラフト)に例え名づけられています。ビールのスタイル(種類)は細かく分けると100種類以上あると言われています!
現在、日本全国のクラフトビール醸造所(ブルワリー)は約770ヵ所あります。
そんなにあるんか!
その中で、エチゴビールさんは、なんと全国第一号の醸造所なんですよ!
初取材が地ビール界のトップランナーという凄い相手になり緊張しますが、一人ではなくブログメンバーの先輩Mr.Kと一緒なのでがんばります!
前置き長くなりましたが、行きましょう!!
ちなみにエチゴビールさんのエンブレムがこちらになります↓
応接室には現在販売しているビールと過去に販売していたビールの缶や瓶が並んでました。
ちなみにこの中で、私が一番好きなビールがこれ。
虎のパッケージの「RISE UP IPA」です。限定品で今は販売してないんですよー。再販お願いします!
これ凄いんです!なんとエチゴビールさんが最初に瓶詰めした記念すべきビールなんですよ!空き瓶ではなく中身入ってます!約30年前のものなので流石に飲めないと思いますが…。瓶には当時の関係者のサインが書いてありました。
工場見学もさせていただきました。エチゴビールさんは工場見学を一般公開していませんので、これは貴重です!
イラストのような格好をして、ローラーで隈なくキレイに。
手洗いも念入りに。
食品製造は衛生管理が重要です!
江部松にも様々な衛生対策用商品と取り扱っているので、是非見てください↓
工場内へ行く前に、知識として簡単な図ですがビールの製造工程を載せておきますね↓
ビール作りに必要なのは、麦芽(モルト)、ホップ、酵母、水の4つが基本です。
エチゴビールさんの麦芽は、このそびえ立つ3本のサイロの中に保管されています。これ実際に見ると、存在感半端じゃないです!
それではいよいよ工場内へ。
これは発酵タンクというもので、1本24,000ℓ入るそうです。
350mlの缶ビールが約57,000本分作れる量!それを10本使用しています!
中を覗くと、ぶくぶくしていて発酵中です。酵母が糖を食べて、炭酸ガスとアルコールを生成しています。
このペレット状のものがホップになります。マスク越しでも華やかないい香りがします。
これはビールの品質に影響を及ぼす物質を取り除くタンクです。麦汁をタンクの側面に流し込こむことで渦巻きが発生し、不要な固形物が中心に集まり、麦汁と固形物を分離する工程です。
これは麦汁冷却装置。麦汁を発酵させる温度まで一気に冷やしてから発酵タンクに送ります。
この中には、出来立てのビールが入っています。一番美味しい状態です!
試飲をすすめられましたが仕事中なおかつ運転手なので飲めませんでした。
こんな機会滅多にありませんよ!
ビールは缶、瓶、樽に詰めてから流通しますが、私たちの手元に来る前に時間がかかり、その分少しは劣化してしまいます。
酸化、温度管理、輸送時の衝撃などなど、こんなことが起きます。それらがない状態がここに!残念!!
パレットに積み上げられているビールを詰める前の缶。壮観でした。
お土産にビールをいただきました!見学中ビールが飲みたくてしょうがなかったので、嬉しさ倍増です!ありがとうございました!!
※この記事を書いている時には、全部飲み干しました。
工場見学の後なので、ありがたさを感じながらいただきました。
各ビールのレポートはこちら↓
「ピルスナー」
日本ではお馴染みのラガースタイル。大手ビールメーカーもこのスタイルです。
ホップのいい香りと爽やかな苦みが印象的。ごくごく飲むより、じっくり飲みたい感じ。
「こしひかり越後ビール」
ピルスナーと同じラガースタイル。新潟県産のコシヒカリを使用しています。
コクや苦みが抑えられていて、すっきりとした味わい。暑い時期にはぴったりです。優しい旨味と甘みが印象的。
「華やぎポップのうきうきエール」
期間限定品で今しか飲めません。飲みたい方はお早めに!
ビールスタイルはIPA。このビールスタイルというと苦みが強いんですが、これは苦み控えめで飲みやすいです。トロピカルなポップの香りが印象的。
今回の取材で普段は見られないビール作りの現場に行くことができました。
私はなんとなくですが、ビールの基本的な知識があるので、以前からビール工場に行ってみたいと思っていました。それがこんな形で夢が叶うとは!
しかもガラス越しなどではなく、間近で体験できました。
エチゴビールさんの商品はよく見かけるので、大きな工場で作っているのかなと考えていましたが、想像よりも小規模な現場でした。それでも地域に根強い人気があり、ロングセラーとなっています。
エチゴビールさん取材させいただきありがとうございました!
商品のビールはコンビニ、スーパー、ネットでも購入できますのでみなさんもどうぞ!
それではまた今度―。