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あまぐりキッチン

ありがとうの想いを

2024.02.25 15:42

2月23日に、コミュニティ食堂昇町にボランティアスタッフとしてかかわってくださった皆様へ感謝の思いを込めて、交流会を開催しました。


普段のコミュ食では、スタッフ同士の会話がなかなかできないので、この機会にゆっくりお話をしてくれたらな、と思い、軽食と飲み物を用意します。

スープカレー。以前提供頂いた鶏手羽元。小さいお子さんには食べにくいだろうと、普段のコミュ食では使わずにいたものを、利用させていただきました。

RUSH FARMさんの水菜。

普通コミュ食では生野菜は提供できないので、ここぞとばかりに。

カリカリに炙った油揚げとオリーブオイルで揚げ焼きにしたちりめんじゃことサラダに。

なんと自治会長お手製です!

産直フーズさんにご提供いただいた、白石れんこんをジャーマンポテト風に。

お料理の腕に覚えがあるボランティアスタッフでも、れんこんは煮物、きんぴら、天ぷら、サラダぐらいしかイメージがないでしょうから、こんな使い方もあるよ、とご提案。

いつも何かしら野菜使いのアイデアを持って帰ってもらえたら、と思ってメニュー考えてます。

フードドライブで頂いた、大豆の水煮1kgパック。

フードパントリーで配るには、(1件の家庭がもらうには)大きいかな、

でも、コミュ食では足りないな

と思っていたものを使って大豆のサラダです。これも生のきゅうりと玉ねぎを使って、普段のコミュ食では提供できないスタイルに。


ご提供いただいたかつお菜は、これまたフードパントリーで配るには巨大な瓶入りなめたけを使って和え物に。鳥のささみ缶もいい仕事してくれます。

前回のコミュ食の「ちゃんこ鍋」で使ったかつお菜。

「かつお菜ってこんなふうに使えるのね。」

と言われたことに調子に乗って、違うバージョンでご提供。

ご提供いただいた、博多万能ねぎで、万能ねぎトースト。

いつも作っていらっしゃる方を今回召喚して作っていただきました。

ネギも主役になれるのよーとアピール。

会が終わったあと、残ったネギを持って変える人続出。

普段は200人分を提供しているので、なかなかネギトーストは難しく、皆さんの食のレパートリーになればいいなぁ。


あとは、地域のいいものを紹介したくて

JA筑紫の産直、「ゆめ畑」に入ってるテナント、JA全農ミートフーズの「手作りメンチカツ」食べごたえがあって、ソースもいらない美味しさです。


去年はケーキ屋さん「パティスリーノア」さんのケーキを準備したら、買いに行ってくれた人がいて、こんな形でも地域を盛り上げていけたらな、と選びました。

全部盛ると、なかなかなブッフェランチ。

写真を取り忘れましたが、すくうタイプのケーキや、手作りのフルーツポンチも。

お腹いっぱいです。


みなさんがお皿を囲んで笑顔でたくさんおしゃべりしているのを見ると

コミュ食やっててよかった〜

交流会で来てよかった〜

と心底思います。


前々日に

札幌大球も頂いたのですが、使ってしまうとただのキャベツなので

皆さんに御覧頂いて、解体ショーをしようと計画。

まさかの

「抱っこしたい」

というご要望があり、

アイドルの握手会ならぬ、キャベツの抱っこ会が始まりました。

女子高生が両腕を震わせながら抱えている姿は可愛かったです。

きれいに身が詰まって立派なキャベツ。

8等分に解体して、希望される方に持って帰ってもらいました。

それでも大きいから、と、半分こして仲良く分けられる方も。

みんなどんなふうに食べたんだろう。

今度のコミュ食で聞いてみよう。


こども食堂・コミュニティ食堂というと、どうしても貧困問題がクローズアップされてしまいますが、食堂の機能はそれだけではないと、関われば関わるほど気づきがあります。

食べる人の居場所であること

つくる人の居場所であること

災害時の炊き出しの練習になること

知らない誰かを思って寄付や食材の提供をしてくださる人がいること

顔と顔を合わせるだけでも、気持ちが楽になれること

食の豊かな経験ができること

互いに感謝できること・お互い様の気持ちを持てること

いろんな人がこの町にいること

自分の好きが誰かの役に立てること

ひとりじゃないと気づけること


そしてこの食堂は、皆さんの愛で成り立っていること

 

いつもそしてこれからも感謝しています。

たくさんのありがとうが言えてよかった、そう思った天皇誕生日でした。