女王は美ヒップな二十歳のベネズエラ代表・マリエム、将来は「子ども教育」に注力か|ミス・インターナショナル世界大会2018
【美容報道】 平成三十年十一月九日に東京・水道橋にて国際文化協会(会長:下村朱美)が、第五十八回『二〇一八ミス・インターナショナル世界大会』を開催した。本大会は世界三大ビューティ・ページェントの一つ。優勝はベネズエラ代表の二十歳、マリエム・ガルシア(戊寅、写真上)。
昭和三十五年に誕生した本大会は「ミス・ワールド」「ミス・ユニバース」と並ぶ世界三大ビューティ・ページェントの一つ。本大会では美しさは無論、国際親善や世界平和等の国際社会に貢献しようとする志の高い若き女性達が「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深める事を目的としてる。大会終了後には、優勝者達に各国ミス達が集まり、ハグや写真を撮影。競争しているが、目的である交流を深めたと判断できる一面があった。
七十七ヶ国・地域より集まったミス達に民族衣装、水着とドレス審査を実施した。ファイナリスト十五名を選出し、ウォーキング審査でファイナル八名を決定後に、スピーチ審査を経て上位五名となった。優勝したベネズエラのマリアムは知性と品性を兼ね備え、美しく気品溢れる立ち居振る舞いやスピーチ力を高く評価された。
受賞発表直後に感想を求められると「これ以上の幸せはありません。この勝利はベネズエラに捧げます。この大会に一緒に参加した仲間達にも感謝したいし、私は皆さんを家族だと思っています。」と同じステージに立った七十六人の参加者と喜びを分かち合った。偶然にも、当日はマリアム二十歳の誕生日。「今までの人生の中で素晴らしい誕生日でした。最高の誕生日になりました。」と満面の笑みを浮かせ、成人を迎えた。応募した理由は「神様が導いて下さって、ここに来るのが運命だったと思います。私にとっても私の国にとっても私の家族の為になるのではと思って参加する事にしました。」と説明。
彼女は現在、ベネズエラの「シモン・ボリバル大」で地球物理学を専攻している。スピーチ審査では将来の夢についてプレゼン。本を通じ、「子どもへの教育が将来の夢です。」と今後の目標を話した。
日本代表で神戸出身の大学生、杉本雛乃(丁丑)はファイナリスト八人に残ったが、惜しくも受賞を逃した。審査員には朱美会長(丁酉)やデザイナの桂由美(壬申)、女優の藤原紀香(辛亥)等。ゲストアーティストとしてDA PUMPが♪「U.S.A.」を披露した。
以下は受賞者。括弧内は年齢と国名。
- マリエム・クラレット・ベラスコ・ガルシア(二十、ベネズエラ)
- マリア・アティサ・マナロ(二十一、フィリピン)
- レアベトスェ・セチョアロ(二十四、南アフリカ)
- ビアンカ・ティルシン(十九、ルーマニア)
- アナベラ・カストロ(二十一、コロンビア)
- ベスト・ナショナルコスチューム;ミシェル・ウェット(二十三・エクアド)
- ミス・パーフェクトボディ;ディオナ・アンジェラ(二十二、キュラソー)
- ミス・ベストドレッサー;ネバイ・トーレス(二十五、メキシコ)
撮影記事:岡本早百合