HGUC メタス その10

前回完了していない合わせ目の処理が気になりますが、まずは先に実現可能か確認したほうが良さそうなビームガンの後ハメ加工を今回はしていきます。

このビームガンの後ハメ加工をやっている人はネットでは見かけませんでした。たまたま発見できなかっただけかもしれませんが、見つからなかったって事で今までの経験を元に後ハメ方法を考えました。それがこちら。

問題となるのはグリップ部分で、これさえなければビームガンに後ハメ加工なんて要らないんですよね。グリップによくある定番のC字加工もアリですが、ハメる時に折れそうだったり、ユルユルになったりする可能性が高いのでワテクシはその方法は選びませんでした。

ワテクシが切断したのはグリップをホールドする左右２つのパーツだけです。このままだと腕に付く回転部分とビームガン本体部分とで離れたままなのでここに軸を通します。ちなみに切断するのは片側だけでもいいように見えますが、実は後ろ側の部分がグリップのパーツに若干重なっているため、片側だけだとグリップが後からハメられなくなるんです。

1mm厚のプラ棒を後ろ側に接着し、それをビームガン本体に差し込めるようにします。ビームガン本体は前側のパーツで左右のパーツが固定されるので、そこへ差し込んで固定できるようになります。

これだとまだビームガン本体に合わせ目が出てしまうのでタガネで掘り下げてスリットプラ版を切り出したものを貼り付けて合わせ目を目立たなくします。ビームガン後端にも合わせ目が出ますが、ここはディティールアップパーツを使用して合わせ目を隠します。