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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島 mission13-⑥

2018.11.11 23:00

ベッドの上でヘッドホンをつけて洋楽を聴いていた隆二が、臣の怒鳴り声を聞いて慌ててキッチンにやって来た。



いきなりドアが勢いよく開いて、同時に臣が飛び出してきた。




「…おみ!?どしたの?」




「いででで!アイツいつかポンコツにしてやる❗ふ…風呂どっちだ💦」




「風呂ならあっちだけど…急所でも打ったのか?」




「い…いいから俺に近寄んな‼めちゃくちゃにされるぞ❗いでで…」




「⁉︎」




臣は股間を押さえながら、バスルームへ走り込んで行った。




「おみ‼︎大丈夫か?」




「くんな‼︎」




ザァァァ…




シャワーが勢いよく出る音がして静かになった。




「…なんだよ?」




「最後のチャンスだっつってみたり、来るなって言ったり…」




隆二がバスルームの前で口を尖らせて立ちすくんでいると、いつのまにか真横にSPYが立っている。




「わっ‼︎…いつのまに…びっくりさせんなよ!」




「大丈夫でございますかねぇ?広臣さま…」




「お前…なんかしくったな」




「はて?コーヒーをお出ししていただけですが」




「てか、気になってたんだけど、なんでいつも割烹着着てんの?」




「これですか?一生に一度は身につけてみたいと願う、女性の象徴ですから」




「ん?なんだろ、妙な違和感を感じる…」




「…俺は身につけたいとは思わないけどな」




「それは隆二さまが男性だからでしょうね」




「…あれ?また、違和感が」




「あ!ひょっとして…」




「なんだよ?」




「申し遅れました!私、正確には《女性型執事ロボ》でございます。以後お見知り置きを」




「じょ…女性⁉︎」




「ええ、左様でございます。きちんと生殖機能も備わっておりますので、ご要望があれば恋のお相手にもなれます」




「それって…」




「ええ!ご想像通り、一夜を共に過ごすことも可能です」





「…はぁ⁉︎」





to be continued…