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キャンピングカーで日本一周

11月10日 中央市[道の駅 とよとみ]→富士川町[道の駅 富士川]

2018.11.10 23:38



今日は久しぶりのソーラー充電日和。

だからというのではないが、体調を崩し気味のKの休養を取るということもあり、今日一日はどこへも行かず、じっと駐車場で待機することに。


とはいっても、あまり広いとはいえない同じ道の駅の駐車場に停車し続けるというのも気がひける。

そこで、ここから最も近い道の駅「富士川」へ移動。




先ずは、隣接するショッピングモールで食料等の買出しをし、日中はそこの駐車場の隅っこをお借りして停車。日が暮れたら、道の駅 富士川へ行き、宿営地を築くという作戦に出る。




モールの駐車場だというのに、山々に囲まれているせいか、まるでキャンプ場の中にいるような気分。


(この写真は、道の駅側から撮影。このフェンスの向こう側がモールの駐車場)




時折、車の横を通り過ぎる人達の「大きな猫〜‼︎」等、ざわめき声が聞こえてくる。

何のことかと思ったら……。



これのことだった。




こんな大きな猫、いるわけがない。




車の中で、Yは「大菩薩峠」、Kは「富嶽百景」などを読んだりして過ごす。

どちらも山梨ゆかりの小説だ。


最近は「青空文庫」で読める小説や随筆も増え、助かっている。

車の中でテーブルに向き合い、無言で表情も変えずにいる二人。

ハタから見れば、さぞ異様な光景であろう。


こんな景色の良い所まで、わざわざ茨城くんだりからやって来て、外にも出ずに何をしているのか、と思われるかもしれないが、我々にとっては これが日常。

ハレではなく、ケの世界なのだ。


夕方になって、体を休めた甲斐もあり、なんとかKの体調も回復の兆候を見せ始める。

これで、明日は現場復帰出来ることだろう。


そろそろ日が暮れかかって来たので、そろりそろりと隣の道の駅の駐車場へと移動。

この辺りは、絶景地にある無料の駐車場も多いようなので、インター入口近くにある絶好の立地にも関わらず、さほど混雑もしていない。


夜、大音量の音楽を流してご機嫌の若者がいたり、暴走族とパトカーのラリーがあったりと、なかなか賑やかな一面もあるが、それも10時頃までには収まった。


夜中のトイレも、道の駅の建物全体を照す程よい明るさの照明と、入口近くにある大きな防犯カメラのお陰で、怖いという印象もなく、安心して利用することが出来た。


やはり、トイレは入りやすい位置と明るさが重要である。

清潔さは言うまでもないが、道の駅によっては 何度も扉を開けないとトイレまで辿り着けなかったり、長い廊下の先や、植え込みのある暗い道を通過しなければならない所もある。


夜間のトイレは安全第一。

犯罪の温床とならないよう、宜しくお願いしたいものだ。


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