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ランクル300は受注停止状態が3年以上・・・

2024.02.27 10:55

ベストカーweb


【転載開始】


■ランクル300は受注停止状態が3年以上・・・

 ぶっちゃけ中古ってどうなの??

 ランクル4車種の販売状況を徹底解説

 2024年2月26日


 トヨタのランドクルーザーが欲しいと思って

いる人は多いが、世界的な品不足で超入手困難

が続いている。

どれだけ異常な状態なのか? 

新車、中古車の動向を調査してみた。


■ランクルよ! いつになったら買えるのか!?

発表・発売しているのに買えない! 

ランクル300もそんなクルマのひとつだ


 欲しいクルマが買えない。

クルマ好きにとってこんな由々しきことが当た

り前になりつつある現代のクルマ界。

トヨタランドクルーザー300系は、買えない

クルマの筆頭格と言える。


 ランクルブランドでは、70が復活&2024年

春にはプラド後継のランクル250も販売を開始

するため、ランクルフィーバーはさらに

エスカレートすること確実。

ここでは新車・中古車の最新状況に迫る!


■トヨタ ランドクルーザー300

全長4985×全幅1980×全高1925mm、

ホイールベース2850mm、

最低地上高225mm、

最小回転半径5.9m、

3.5L、V6ツインターボ、415ps/66.3kgm、

WLTCモード燃費7.9/L、

乗車定員7人、730万円(ZXガソリン)


●どんなクルマ?


 現行型トヨタランドクルーザーは2021年8月

に登場。

骨格となるシャシーは、伝統のラダーフレーム

を刷新したGA-Fプラットフォームを採用。

先代より+20%剛性を向上させている。

同時に約200kgの軽量化そして低重心化、

前後重量配分の最適化を実現している。


 エンジンは、3.5L、V6ツインターボに加えて、

ランドクルーザー100以来となる3.3L、

V6ディーゼルツインターボを搭載。

トランスミッションは両エンジンともに10速AT

を採用。

セキュリティ面を強化し、指紋認証スタート

スイッチを採用。


 グレード構成は標準系5グレードとオフロード

性能を強化したGR SPORTという2グレードの

7種類。

ディーゼル車はGR SPORTとZXに設定。

乗車定員は7人を中心にディーゼル全車と

ガソリン車のGXが5人となる。


 車両本体価格はガソリン車

GXの510万円〜ディーゼル車

GR SPORTの800万円となっている。


●新車の販売状況


 2021年6月に世界公開されてから話題となり、

正式発表の8月時点でオーダーが殺到。

すぐに受注停止となるほどの人気を誇っている。


 世界同時発売に加えて、元々日本市場向けの

台数が少ないため、納車まで4年という納期遅延

がアナウンスされた。

販売開始から2年半が経過したものの、最新の

納車状況はどうなっているのかを調べてみた。


 トヨタ系新車ディーラーのホームページを見て

みると、2023年12月22日現在、受注停止状況と

いう項目がある。

そこを開くと29車種の車名が並んでいる。

そのなかには、昨年にフルモデルチェンジした

アルファード/ヴェルファイアをはじめ、

GRヤリス、ピクシストラックなどが列挙されて

いる。


 なかには一部グレードのみ受注停止となって

いるモデルもあるが、ランドクルーザー300を

はじめ、多くの車種が全グレードの受注を

ストップしている状況となっている。

つまりランドクルーザー300は、販売開始直後

から受注停止状態が3年以上続いていることに

なる。


 受注停止の理由として書かれているのは

「納車の見通しが立たない」ということ。

したがって新規オーダーすることはできないの

だ。


 納車状況では、ディーゼルターボエンジンを

搭載したGR SPORTが早いと言われている。

逆に最も納車が遅れているのが、

ガソリンエンジンを搭載した最上級グレードの

ZXとのこと。


 つまり、現行型ランドクルーザーの新車が

欲しいと思っても、現状オーダーすることも

できず、オーダーしている人でも年単位の納車

待ちという状況が続いているのだ。

エンジンスペックは3.5L、

V6ツインターボ(ガソリン)が

415ps/66.3kgm、7.9~8.0km/L、

3.3L、V6ツインターボ(ディーゼル)

は309ps/71.4kgm、9.7km/L


●中古車事情


 現行型トヨタランドクルーザーを手に入れ

たい! と思っても新車は受注停止。

運よくオーダーできるようになっても年単位の

納車待ちが待っている。


 すぐに乗りたい! というのであれば、

中古車で探すという方法もあるが、

人気車ゆえにプレミアム価格となるのは必至

だ。

ここでは現行型ランドクルーザーの最新の

中古車相場をチェックする。


 大手中古車検索サイトで、

現行型ランドクルーザーを検索すると、

約160台がヒット。

流通している中古車の平均価格は約1151万円。

中古車の価格帯は約775万〜約1950万円で、

新車価格の510万〜800万円を大きく上回る

プレミアム相場だ。


 2023年1月当時は、中古車の流通台数が

約60台、平均価格は約1448万円だったことを

考えると、プレミアム相場も平穏の方向に進ん

でいるものの、平均価格が1000万円以上と

いうのは異常と言える状態だ。


 流通している中古車の搭載しているエンジン

とグレードを見てみると、約60%を占めている

のが、ガソリン車の最上級グレードZX。

価格帯は約1048万〜約1650万円とすべて

1000万円オーバーとなっている。


 続いて約12.2%で並んでいるのが

ディーゼル車のZXとGR SPORT。

ZXの価格帯は約1000万〜約1950万円。

GR SPORTは、約968万〜1370万円と同じ

エンジン、乗車定員ながら、中古車相場は大き

く異なっているのが特徴だ。


 僅差で続くのがガソリン車のGR SPORTで、

中古車相場は約1050万〜約1550万円となって

おり、GR SPORTよりも標準系。

ディーゼルエンジンよりもガソリンエンジンの

ほうが現行型ランドクルーザーにおいて人気が

高いとハッキリと中古車相場に表れている。


 これ以外のグレードでは1000万円以下の

中古車が出回っているが、新車価格より

300万円以上も高くなっているのが現状だ。


●ランクル300 中古車情報

・新車価格:510万~800万円

・中古相場:約775万~約1950万円

・中古車平均価格:約1151万円

・タマ数:★★★☆☆

・プレミア度:★★★★★

・ポイント:中古車の価格は新車価格に対して

異常と思えるほど高額だが、1年前に比べて

中古車相場は若干下がり気味で今後さらに下が

る可能性もある。

ディーゼルよりもガソリンのほうが人気

(TEXT/萩原文博)


【転載終了】

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 納期遅延の原因は、半導体や部品不足と

思いますが、日本の車種の多さも要因なの

では?

それと、日本車メーカーの頻繁なモデル

チェンジでは?


 それと、オーダーが集中したことですか

ね。

ランクル200の後期は総合計2.5万台に対し、

ランクル300は1ヶ月で2.5万台の予約が

集中したようですから。

多分、維持費の低下が要因でしょう。