トヨタ ランドクルーザー70
べストーカーweb
【転載開始】
■ランクル300は受注停止状態が3年以上・・・
ぶっちゃけ中古ってどうなの??
ランクル4車種の販売状況を徹底解説
2024年2月26日
■トヨタ ランドクルーザー70
復刻したランクル70は新しさと古さが同居
した丸目が特徴。
パートタイム4WDによる強靭な走破性が
魅力
●どんなクルマ?
ファン待望のランドクルーザー70が、
国内市場に再々登場だ。
振り返れば、2014年の約一年限定復活劇を
思い出す。
ただ、あの時の70と、今回登場した70は
別物のクルマだ。
丸目のヘッドランプでイメージ一新し、
2014年モデルが4L、V6ガソリンで、
新型は2.8L、直4ディーゼルを搭載。
先進安全装備も充実。
以前の復刻版では貨物登録で
トランスミッションはMTだけだったが、
今回は乗用車登録のATのみという仕様だ。
●新車の販売状況
新型はカタログモデルになったのが、
今回の大きなトピック。
限定を気にせず、いつでもランクル70を
注文できるはずだが、ランクル70の購入
競争は熾烈だった。
販売方法は事前予約を受け付けず、
発表日からの先着順か抽選とした
ディーラーが多い。
転売対策として、残価設定ローン契約や
リース販売を義務化するところも多数見ら
れた。
抽選から漏れたユーザーからは
「70欲しかったのに買えない」という声
が、そこかしこから聞こえてくる。月販
基準台数は400台。筆者は、「桁がひとつ
足りないのでは?」と思ってしまった。
ディーラー販売ではすでに納期が2年を
超えており、実質的なオーダーストップ
状態。
納期が短いといわれるKINTOでも、
納期目途は2年以上となっている。
無事に契約できた人のなかでも、契約日
が1日変わるだけで納期が半年ズレた、
といった声も。
明らかな需要過多(供給不足)の状態は、
今後改善していくのだろうか。
トヨタディーラーで話を聞いてみたが、
現時点で70が増産されるという話は出て
こない。
すでに国内割り当て分は、2年先の製造
車両まで行き先が決まっていて、注文再開
の目途も立っていない状況となっている。
70系がデビューしたのは1984年だから
40年が経過しようとしているが、最新
モデルは現代の技術が盛り込まれインテ
リアも現代風にリデザインされている
また、この先の継続販売にも暗雲が立ち
込めてきた。
複数店舗のディーラー営業マンからは
「2025年以降の継続販売も不透明な状況
です」という悲しい話も出てきている。
一方KINTOでは、2年と言われている
納期が短縮する可能性が高そうだ。
しかし、ヘビーデューティのランクル70
を、パーツ交換など使用環境が制限され
るKINTOで手に入れるのは、ユーザーの
楽しみを制限することにもつながる。
さらに、KINTOは契約満了後の車両
返却が前提であり、所有しながら70を
育てたいというオーナーの希望にも添え
ない。
今後、待ちきれず、キャンセルする
ユーザーが出てくることは充分予想でき
るが、それが供給不足の大きな改善に
繋がることはないだろう。
一縷の望みは海外市場の急変程度か。
海外需要が落ちていけば、ランクル300
のように、生産余剰分が日本国内に回さ
れる可能性はある。
これなら大幅な納期の短縮や注文再開が
ありそうだが、こればかりは神頼みの
領域。
「あったらいいな」くらいの思いに留め
ておくのが現実的だ。
今、私たちができることは
「70が必要なところにすべて行き届くよ
うにしたい」というトヨタの思いが現実
になるように願うこと。
そして2年後もランクル70が販売を続け、
いつでも手に入れられるクルマになる
ことを、ただただ祈るしかなさそうだ。
(TEXT/佐々木亘)
●ランクル70 主要諸元
・全長×全幅×全高:4890×1870
×1920mm
・ホイールベース:2730mm
・車重:2300mm
・最低地上高:200mm
・最小回転半径:6.3m
・エンジン:2.8L、直4ディーゼル
ターボ
・最高出力:204ps/3000~3400rpm
・最大トルク:51.0kgm/1600~2800
rpm
・トランスミッション:6速AT
・WLTCモード燃費:10.1km/L
・価格:480万円
【転載終了】
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70は、生産中止から1年限定生産して、
再度生産体制に入っていますね。
根強いファン層が存在しているのでしょ
うね。