春画展 (細見美術館)
2016.02.07 22:23
昨年、東京の永青文庫で開催され、連日大盛況だったという春画展の巡回展です。
元々はイギリスの大英博物館で開催されて人気を博し、日本に逆輸入された企画展ですね。
サブタイトルが「世界が、先に驚いた」となっています。
ちなみに入場は18歳以上限定。
北斎はもとより、円山応挙、狩野派の絵師たち等、
超メジャーで王道の画家の手によるものばかり。
美人画や浮世絵としてカテゴライズされる作品と同様に、表情や髪、肌、着物、どれも美しく描かれています。
明らかに通常の作品と違うなと思うのは、
作品の一部が不自然なほど拡大されていたり、
身体の向きや姿勢、遠近感がどう見てもおかしかったり…
強調したい部分がものすごくデフォルメされいるんですね。
(18禁ゆえ、内容お察しください)
何故、徳川家御用絵師だったりするスターが
このように俗っぽい作品を数多く描いたのでしょうか?
春画は、享保の改革で発行が禁止されるまでは
庶民の娯楽であったり、子孫繁栄や武運長久のために製作されて
将軍家でさえ嫁入り道具として持たせたりと、
身分を問わず親しまれていたものだったのだそうです。
数年前の大河ドラマ. 「江」で、
上野樹里ちゃん演じる江が嫁入り前に
乳母からおそらく春画を見せられて、
ぎゃーっと叫んでいたのを思い出しました。
教育書として使われてたんでしょうね〜
2月6日から始まりましたが、京都も大盛況でした!
まだ入場制限にはなっていませんでしたが、
どの展示室も見学者がひしめきあっていましたので、
観覧には少し時間がかかりそうです。
前期、後期と展示期間が分かれていて(展示替あり)
4月10日までの展示です。
春の始まりに京都で春画展、ぜひぜひ。