Blueskyアカウント作成とか
Blueskyのアカウントを作ってみました。
https://bsky.app/profile/suzuki-kenya.bsky.social
2つのSNSを同時運用するというのは、めんどくささの方が勝るため「よっぽどのことがないとやらないでもいいかな〜」と思ってたんですが、先日のコミティアでBlueskyやってる友達に話を聞いたら、みな口を揃えて『居心地が良い』『Xよりも開放的に好きなことが言える』と言っていたので、試しに作ってみた感じです。Xの現状については言わずもがなですが、インプレゾンビが蔓延り刺激的な話題ばかりが振りまかれて、やってて疲れるというのはわかります。自分の場合だと「おだやかTwitter」を導入していたので、そこまででもないんですけどね。彷徨の俳人・種田山頭火の言葉に『胃の強くない人は、食べすぎてはならない、飲みすぎてはならない、同様に心の弱い人は、知りすぎてはならない、考えすぎてはならない』というのがありますが、これからの超情報化社会、自分のキャパシティや体調に合わせた情報量のコントロールというのが重要になってくるのかもしれません。それこそAIが勝手にやってくれるようになるのかな。
最近は人にすすめられて古書市なんかにちょいちょい出かけています。古書会館などで開かれている、複数の業者が集まった古書即売会で、なかなか面白いです。参加者の平均年齢が65歳以上と言われるほどに、おじいちゃん達が朝から大挙して並んで、ギラギラした目で大量の本の中から欲しいもの、高く売れるものを選り分けている光景は見ていて楽しいですね。自分も将来はああなりたい。いっぽうで、最近知り合った方々に、まだ30歳とかそのくらい、あるいはもっと若いのに、戦前だの昭和だのの事に異様に詳しい方が多い。昭和レトロ、平成レトロ、あるいは80年代の絵柄なんかが若人に人気な流れがあるのは把握していましたが、どうも一部の、物心ついた頃からインターネットがあった世代の若者にとって『インターネットで検索しても出てこないこと』を調べるのが大変面白いんだそうです。なるほどなあ。
唐突に話が変わるんですが、最近の物価高、すごいですよね。自分は一平ちゃんのカップ焼きそばを物価の指針にしてるんですが、一時期は100円ショップの常連だった──つまり100円で買えた一平ちゃんが、今では250円くらいで売っててびっくりします。目玉が飛び出そう。かろうじて、うちの近所の近隣最安値を謳う某スーパーだと137円で売ってるんですが、それもいつまで続くのやら。最近読んだ「われら婦夫」という1980年の漫画で、たまたま入った喫茶店が高級喫茶で、その高すぎる価格に主人公たちがビックリする! というくだりがあるんですが、それがなんとコーヒー2杯で600円、ババロア350円。むしろ安い、安すぎる! その昔、おじいちゃんとか上の世代の人が『昔はラーメン一杯が300円だったんじゃ』とか言っても『はいはい、そうですね』としか思わなかったんですが、いま自分がまさにこういう値上がりに直面すると、ちょっと言いたくなりますよね。昔はあれが100円で買えたんじゃ、これが50円だったんじゃ……。
「かつてはるか昔、『いんたーねっと』というものがあったんじゃ。しかし人々は醜い争いを続けたために、すべて滅びてしもうて、今は全く読むことができん。やはり優れているのは『本』じゃな。本に書かれたことは、こうして50年、100年経っても読むことができる……」
「はいはい、じいちゃん世代は本でも読んでなよ。本なんて古くてダッセーよ。今はこうやって石に直接文字を刻むのが流行りなんだぜ、なんたってこうすれば、火でも水でも大丈夫だし、1000年は残るからね!」
みたいなネタがむかしTwitterであったんですが、それもいつかは読めなくなるのかな。