発表会
皆さんこんばんは。
Sakura Piano School です。
先日、第1回発表会がありました。
出演した皆さん、普段と雰囲気の違う緊張感漂うなか、よく集中して頑張りました。
ご来場くださった他のお教室の先生から、生徒さん一人一人ちゃんと会場の雰囲気を壊さずに暴れず走り回らず、緊張感のある空間を大事にしていて本当に素晴らしい子ばかりですねとお言葉をいただきました。
そんな事を指摘されて初めて、私は気づきました。教室の皆さんが場の雰囲気を感じ取り、集中できる子ばかりなのだと。そしてこれが当たり前ではないという事を。
思い返しても皆さんの集中力、本当に素晴らしかったです。誰も騒がず静かに待つことがすでに出来ていたため、私はそれがいかに大事で大変な事なの事なのか気づかなかったのです。舞台袖でも静かに自分の順番を待つことができ、先生としてとても誇らしいです。
他の教室に比べ、少人数での発表会。
当日は多くのスタッフさんに支えられ、スムーズに行われました。
レッスンと違って、発表会は一人だけで進めることができないので、助けてくださったスタッフさんには感謝でいっぱいです。
ちなみに、今回ご協力いただいたスタッフは、全員私の親戚です。弟に叔母や叔父、従兄弟たちにも手を借り、当日の発表会は行われました。
私が舞台袖で、生徒さん一人一人見送り、演奏を聴き、声かけできたのも、私が集中できるようにと気を配ってくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
さて、出演された皆様、発表会はどうでしたか?納得いくように弾けましたか?普段、他の子の演奏を聴く機会はなかなかないと思うので、今回の発表会は良い刺激になったのではないでしょうか。
出演者の半分以上が初めての発表会にも関わらず、最後までよく弾けたと思います。
たった一人で、スポットライトが照らす舞台に立つというのは、思っている以上に負担があります。そんな場所で彼らが一人きりでピアノを弾いた事、私はとても誇りに思います。
これまでたくさんの曲を弾いてきた子も、ピアノを始めて初めて取り組んだ曲を披露した子も、この発表会に向けて自分自身の課題と向き合いながら頑張ってきました。
生徒さんの選曲では、彼らがより成長できるようわざと苦手な部分が出てくる曲を与えたりもしましたが、本番当日は苦手だとは感じさせない演奏をしてくれて、皆さんの成長を伺えました。
コツコツ頑張ってきた皆さんの演奏、
本当に素晴らしかったです。
それに比べ私はというと…
舞台での失敗を恥じ、帰ってからハノン、ツェルニー、バッハ、その他楽譜を引っ張り出してきて猛練習しております。もうご褒美のポケモンどころではありません。「なんとかなる」と言っていた少し前の私を張り倒したい気持ちです。
音ミスはもちろん良くなかったですが、一番の問題点は、やりたかった事や表現したかった音楽を弾き飛ばしてしまった事、ですね。
過ぎてしまった事をクヨクヨしても仕方がないので、ピアノに向かって悔しさを昇華するつもりです。緊張しても音楽を歌えるように、もっとカンタービレを深く心地よく、遠くへ遠くへ音を飛ばせるように、フレーズを大きく捉えられるように、あぁやる事がいっぱいです。
今回のワルツは初めて取り組んでみたのですが、3曲とも雰囲気が異なりとても楽しかったです。しかし音楽にゴールはないのでこの曲もまだまだ未完成、もう少し勉強してみようと思います。終えたらしばらくは基礎練の予定。さて、その次は何を弾こうかな。
今回依頼した調律師さん、お花屋さん、カメラマンさんのホームページやInstagramを、受付にてこのようにQRコードで展示させていただきました。皆様お気づきでしたでしょうか。少し小さくて見づらかったので、次回はもう少し大きく展示できたらなと思います。
こちらのQRコードは、現在教室でも飾ってありますので、見逃した方、気になっている方は是非ご覧ください。
また、生徒の皆様からの贈り物も沢山いただきました。素敵なお花や花瓶、コーヒー、お手紙や発表会アイコン入りの写真立てまで!こんなにもお心を寄せてくださり胸がいっぱいになりました。皆さんとの出会いが私の喜びでであり、宝物です。
これからも1つずつのレッスンで音楽を楽しみ、より良い演奏を目指して頑張っていきましょう。次はもっともっと難しい曲を弾いていこうね!
改めまして、出演した皆様、保護者の皆様、運営に携わったスタッフの皆様、そしてご来場いただいた全てのお客様に感謝申し上げます。
ありがとうございました!