締め具。

チューブの交換をする前に必ず行う事、それはバルブコアの増し締め。

フレンチバルブのチューブにはバルブコアが外せるタイプと外せないタイプがありますが、

弊店では基本的にコアが抜けるタイプを使用しております。

で、このコアというのがですね「工場出荷時でも緩くしか締まっていない」ってのが案外多くて、

チューブを新品に替えたのに微妙〜・・・にエアが漏れるという事態になる可能性がある為、

使う前には新品でも必ずコアを増し締めせねばならない、という話なのです。

また普通に使って行く中でもチェックバルブのナットが錆びついて動きが渋くなり、

空気入れようとする⇒チェックバルブのナット緩めようとする⇒根っこのコアが緩む

という事が起きて、空気入れたはずなのに翌日には微妙に抜けてるという展開、あるあるあるある。

まぁ空気を入れる度にレンチでバルブを増し締めしてやれば良いだけの事と言えばそれまでですが、

その度にモンキーレンチとかプライヤーだとか探し出すの邪魔くせぇなぁ、というアナタにピッタリのアイデア製品が降臨。

Granite-Design　Jucy-nipple　　￥800(ペア／税込)

パッケージを御覧頂ければ説明するまでもないかもしれませんが、バルブコアの着脱ツール付きバルブキャップです。

コレは賢いというか「あり」ですよね〜。

バルブキャップに拘りの無い私、バルブキャップは装飾目的ではなく純粋にトラブル防止目的で着けているだけ。

しかしエアの調整をする際にパッとバルブコアの増し締めが出来るというならかなり魅力的。

工具を使わずバルブコアの増し締めが出来るプロブレムソルヴァーズのP-nutも組み合わせれば、

チロチロとしたエア漏れに悩まされる頻度もググイと減る事間違いなし。

因みに此方は本日弊店に紛れ込んだチタンスポーク。お値段なんと一本￥600！

一本だけでは暗殺にしか使えませんので、ホイルを組むのに必要な本数分必要になる此方と違い、

ペアで￥800のジューシーニップルは一台に一つでも充分なので二台分と捉える事も可能、つまり対費用効果は相当なモノですよ。