4月に庶民の懐を襲う大規模値上げラッシュ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■4月に庶民の懐を襲う大規模値上げラッシュ・・・
年間平均値上げ率19%に上昇の衝撃
公開日:2024/03/02
値上げ率は19%も。そのうちレトルトや
冷凍食品が3295品目の最多
(C)共同通信社
今年も値上げラッシュが止まらない。
実質賃金3年連続の悪夢が現実味を帯びてきた。
帝国データバンク(TDB)が29日、
「食品主要195社」価格改定動向調査の結果を
発表。
それによると、3月の食品値上げは728品目。
前年同月比79.2%減と上げ幅は縮小したものの、
気は抜けない。1~6月の累計で5911品目が
価格改定する見通し。
そのうち、レトルト食品や冷凍食品などの
加工食品(3295品目)が最多で、
4月に6カ月ぶりの3000品目を超える大規模な
値上げラッシュを迎えるという。
ハムやソーセージは昨秋に価格改定したばかり。
気がかりなのが、年間の平均値上げ率の上昇
だ。
今年は19%に達し、値上げが本格化した
2022年の14%、3万2396品目が価格改定した
23年の15%を上回っている。
23年中のコスト増加分のしわ寄せに加え、
人件費や物流費のアップ、円安長期化が主な
要因だという。
■「キットカット」は1枚50円超え
人気の「キットカット」は内容量を1枚
増やす工夫もあるが・・・(2019年撮影)
/(C)共同通信社
円安を招くアベノミクスの異次元緩和は放置
されたままだし、トラックドライバーの
労働時間が上限規制される「2024年問題」が
4月から本格化。
アベ路線を踏襲する岸田政権の旗振りで大企業
を中心に賃上げの動きが広がるが、
日本列島の隅々までの波及は期待できない。
価格交渉力のある大手の商品だけドンドコ
値上げされる可能性がある。
TDB情報統括本部の飯島大介氏はこう言う。
「外圧によるコストプッシュ型の値上げが依然
として続いています。賃上げや原材料高などの
国内由来ではない点が、家計を苦しめる理由で
す。海外に流れるばかりで、国内には何も残ら
ない状態。昨年と比べて価格改定品目は少ない
ので値上げラッシュは一服に近づいていると
言えなくはないですが、収束の見通しは立たな
い。年間2000~3000品目の値上げで推移して
いくとみています」
カカオ豆の価格高騰でチョコレート菓子の
値上げも目立つ。
ネスレ日本のキットカットは内容量を12枚から
13枚に増やすが、希望小売価格も540円から
685円に引き上げ。
1枚当たり45円だったのが52.69円となり、
気軽にシェアしづらくなってきた。
貧乏人は米でも食ってろ、ってか。
【転載終了】
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安倍政権の経済政策失敗の後遺症は
いつまで続くのでしょうか。
自民党一辺倒の支持者も考えるとき
ではないでしょうか。
失われた30年の間に何回か政権交代が
あれば変わっていたかもしれないです
が、民主党政権を潰してしまった国民
の責任も重大です。
最後の二大政党制のチャンスだったの
に。
今の野党では不可能ですが。
自民党に任せておけば大丈夫という
考え方を捨てないと。
それと、官僚養成学校の官僚支配を
やめないと衰退の一途です。