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こんにちは、うえだ子どもシネマクラブです。今月は3月18日と25日が上映会です。
出会いと別れの季節である春は、気持ちがざわついてしまいますよね。そんな時こそ、映画館でホッとしてみるのはいかがでしょうか。『一月の声に歓びを刻め』では、三島監督の舞台挨拶も予定しています。今月も映画館でお待ちしています。
※3/25(月)に上映予定の『恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!』について、チラシでは13:00と記載していますが、正しくは10:00からの上映となります。
2024年3月18日(月)10:00〜|『一月の声に歓びを刻め』*舞台挨拶あり
[INTRODUCTION]
『幼な子われらに生まれ』『Red』など多くの作品を手掛け、国内外の映画祭でも高い評価を受ける三島有紀子監督の最新作。監督自身が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフとしたオリジナル企画であり、八丈島の雄大な海と大地、大阪のエネルギッシュな街と人々、北海道洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、三人の個性的な役者たちと、方舟をテーマに罪と赦しを繊細な映像で描いた。三つの“島”を舞台に、ストーリーの重要な存在として登場する“れいこ”をめぐる心の葛藤が描かれていく。
『一月の声に歓びを刻め』
[2023年/日本/シネマスコープ/カラー・モノクロ/118分]G
出演:前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰、片岡礼子、宇野祥平、原田龍二、松本妃代、とよた真帆
脚本・監督:三島有紀子
配給:東京テアトル
© bouquet garni films
2024年3月18日(月)13:30〜|『ミツバチと私』
[INTRODUCTION]
主演ソフィア・オテロの演技が絶賛され、第73回ベルリン国際映画祭において、当時8歳にして史上最年少で最優秀主演俳優賞受賞の快挙を成し遂げた話題作。ベルリン国際映画祭は2020年に男優賞・女優賞の廃止を発表。翌年から性的区別のない主演俳優賞、助演俳優賞が新設され、まさにそれを体現する形での受賞となった。オテロ演じるアイトールは、子どもが抱える孤独や不安を清らかに表現し、同じスペイン映画の名作『ミツバチのささやき』(73)のアナ・トレントを髣髴とさせる。
トランスジェンダーというテーマだけでなく、母、祖母ら3世代の視点を交えて、「家族との関係が、自分探しの旅にどう影響するのかを探りたかった」と語るエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督の長編デビュー作。自分の性別に思い悩む子どもに、周囲はどう接したらよいのか葛藤する家族の視点も織り込まれており、それぞれの考え方で人生を生き抜く姿を描く。本作でベルリン国際映画祭銀熊賞に加え、ギルド映画賞をW受賞。第26回マラガ・スペイン映画祭でも最優秀スペイン映画賞を受賞するなど世界各国から注目を集めている。子どもが戸惑いながら本当の自分を認め、目覚めていく様子を、スペイン・バスク地方の緑豊かな美しい景色とともに、自然光のみで撮影した美しい映像も必見。
『ミツバチと私』
[2023年/スペイン/スペイン語・バスク語・フランス語/1:1.85/5.1ch/128分]
監督・脚本:エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
撮影:ジナ・フェレル・ガルシア
美術:イザスクン・ウルキホ
編集:ラウル・バレラス
出演:ソフィア・オテロ パトリシア・ロペス・アルナイス アネ・ガバライン
英題:20,000 SPECIES OF BEES
字幕:大塚美左恵
配給:アンプラグド
後援:駐日スペイン大使館
© 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE
2024年3月25日(月)10:00〜|『恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!』
[INTRODUCTION]
NHKの自然ドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た!」の劇場版第5弾。シリーズ第2弾「恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」以来に恐竜をメインテーマに取り上げ、太古の大陸「ゴンドワナ」で多様な進化をとげていた巨大恐竜たちと、最新研究によって浮かび上がってきた恐竜たちのサバイバルストーリーを迫力のCG映像で紹介する。
恐竜ファンの間で「ダイナソー小林」と呼ばれて親しまれている、北海道大学総合博物館教授で恐竜研究の第一人者・小林快次が監修を務めた。ナレーションは、シリーズ第3弾から担当している人気声優の水瀬いのり。エンディングテーマはテレビ版「ダーウィンが来た!」エンディングでおなじみのMISIA。
『恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!』
[2024年/日本/16:9/分]
ナレーター:水瀬いのり
ヒゲじい:龍田直樹
監督:植田和貴
監修:小林快次
エンディングテーマ:MISIA「AMAZING LIFE」
制作:NHKエンタープライズ
映像提供:NHK
製作・配給:ユナイテッド・シネマ
2024年3月25日(月)13:00〜|『弟は僕のヒーロー』
[STORY]
5歳のジャックは初めてできた弟に大喜び、しかし両親から弟ジョーは「特別」な子だと聞かされる。ジョーがスーパーヒーローだと信じるジャックだが、やがて「特別」の意味を知り、思春期を迎えると弟の存在を隠すようになる。ある日、好きな子を前についてしまった嘘が、家族や友達、町全体を巻き込んで、やがて取り返しのつかない事件となり──。
『弟は僕のヒーロー』
[2019年/イタリア・スペイン/イタリア語/2.39:1/5.1ch/102分]G
監督:ステファノ・チパーニ
原作:ジャコモ・マッツァリオール
出演:アレッサンドロ・ガスマン、イザベラ・ラゴネーゼ、ロッシ・デ・パルマ、フランチェスコ・ゲギ、ロレンツォ・シスト、ロベルト・ノッキ、アリアンナ・ベケローニ
原題:Mio fratello rincorre i dinosauri
字幕:関口英子
後援:公益財団法人 日本ダウン症協会、イタリア大使館、イタリア文化会館
提供:日本イタリア映画社
配給:ミモザフィルムズ
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