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Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

カミーユ・C、留保なき絶望とその絶望的なまでの強度 ...for Jean-Baptiste Camille Corot /a;...for oedipus rex #119

2024.03.08 00:00



以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。



//ら、ら/ら、らっ/ら、ら/ら、らっ//

と、

   声は。…きこえない。わたしには、その

      どこですか?いま

         夢。そうぼくは

夢。

   え?

明晰夢。だから

   声は。…すこしも。わたしには、その

      冴えているべき

         夢に、すがすがしい

けっして一瞬たりとも無罪化されはしない、

   え?

しかし

   声は。…かすかにも。わたしには、その

      鼓膜は、きみの

         花々。あれらあけすけな香りを

夢。

   さがしてるん

      咆哮!

波紋。

   だっ。ね?あなたにだけ

      赤、青、白、黄、

ひたすら

   うしなわれていた

      すべての花

大声をあげながら、

   声を

      花々。いっせいの

波紋は真魚を刺した。と、

   え?…咆哮!

刺し、と、

   ええ、そう

刺し、と、

   え?…咆哮!

刺した、…て、

   氷解してゆ

      目覚めよ

いる。その

   感覚。わたしの

      こころよ

事実にようやく気づきかけながら刺す。刺し、刺す。殺す?かならずしも殺意などなく、事実じぶんが猶もたしかに刺殺しているのならばわたしたちは殺意なくともひとをひとり殺せたりするものだったのでしょうね?対象のない、しかも

   意識ときみが名づけたものは

      ふるえます!

         味覚。それは

声帯の

   言語中枢のたわむれにすぎな

      こころが、この

         血っぽい?

ふるえをともないもしないささやきに過剰な、叫ぶ口蓋をあけひろげ波紋は血まみれの真魚を

   あ、

      っぽ

抱いていた。だから、

   あ、

      っぽ

         いい!

真魚はわたしにいくたびも、

   死。だから

      あ、

もう、いくえにも

   複数回の

      あ、

もう、刺殺されたのだか

   死。…ええ、

      あ、

ら。波紋は泣き叫んで仕舞いそうだった。もはや外気にさらされた口蓋、粘膜が

   ら、

      かなしみがわたしに

         いかないで!

乾く。その

   ら、

      無数の血しぶき

         だきしめて!

乾燥が、

   ら、

      にも似たかなしみが

         生きて!

だから

   と、絶望

ささやかな肉体一部分の火葬に思え、思えたまま妄想じみて渇きを

   と、絶望

      なんて透明な

知った。そこ、

   と、絶望

      なんて救いようもな

         昏い?

喉の

   刺した。刺し

      知性ときみが名づけたも

深み。

   刺した。刺し

      言語中枢のたわむれにす

奪われた。真魚は。うしなわれた。真魚は。わたしには、と。落ちるだろう。

   墜ちろ!

      ひかりです。いま

         ええ、存在

ささやく。

   墜ちろ!

      も。わたしは

         焦燥。また、

口蓋を

   墜ちろ!

      あなたの。そして

         懊悩。あるいは

捨て去った明晰な

   墜ちろ!

      あなただけの

         歓喜をも、…ええ

音声に、

   墜ちろ!

      ひかりです。いま

         まぜこんだ、俊敏な

真魚を、

   墜ちろ!

      も。わたしは

         憔悴。…の、

と。とりもどすために、

   黄泉へ?

わたしは

   どこへ?

黄泉へ。…だって、

   好きだよ!

      黄泉へ?

真魚はもう

   だいだいだい好

      どこへ?

すべての孔を発火してつづけているというのに?波紋は、空に落ちながら思わず、

   墜ち

      散乱。綺羅らの

         だって大好きなんだ

吹き出して

   ら、

      散乱。ら、

         もんっ

わらっ

   ら、

      ら、

         あっ

た。

   ら、ら ;contrapunctus à 4

   ら、らっ

   ら、ら

   ら、らっ


   微香。あくまでも

    ら、ら

   すっぱい?かつ

    ら、らっ

   やや、甘味を

    ら、ら

   欠き…のびる


   わたしは、ね?

    だから容赦ない

     ら、ら

   だから。大気に

    かなしみの…絶望?

     ら、らっ

   のびっ、赤裸々に

    の、さなかに

     ら、ら

   赤裸々で、しかも。みょうに


   せつな

    あっ!

     ららっ

   い


   大気に。腕が

      ら、ら

    まばたきを。猶も

     際限もない!

   足が。の、また

      ら、らっ

    やわらかに、ええ

     絶望の…苦痛?

   頸が。のびっ、背すじが

      ら、ら

    やや

     の、盛りに

   舌でさえもが


   え?


   のびてゆくのを

    ら、ら

   知って、知りながら

    ら、らっ

   あいまいなまぶたを

    ら、ら

   閉じようとしな


   な!

    ん?

   いで

    ん?

   そう、それら