3月展示会 『外池素之×古荘美紀 - LAYER -』のお知らせ
こんにちは、京都河原町のうつわ・こまもの屋 Rikka Knot(リッカノット)です。
京都は雪が散らつく まだ冬の寒空。**
3.16[sat]から開催させていただく二人展の準備を始めております。
窓辺に佇む、雪柳の小さな白い花はとても可憐で
今回のお二人の土の色によく似合います。
当店ではおなじみの、愛知県で作陶をされているトノイケモトユキさんと
今回初めてのご紹介となります、東京のご自宅にアトリエを構える古荘美紀さんの展示会となります。
自然灰による釉薬を調合しグラデーションのように重なる
トノイケモトユキさんの風合い豊かなうつわ。
そして、
何万年もかけて蓄積された伊豆の色土を使い
自然で無意識な美しい模様を焼き込んだ、古荘美紀さんのモダンなうつわ。
今回の展示会では
お二人の違ったアプローチによる、Layer : 層 / 積 / 重の技術や表現といったものを
率直にテーマとさせて頂きました。
色や要素の重なりが生み出す、奥行きのある新たな表情に注目し
お手にとってお楽しみ頂ければと思います。
お二人のうつわは、目にも楽しく普段にもたくさん使って頂けるうつわです。
会期初日の16[sat]は
トノイケモトユキさん、古荘美紀さんが当店へお越しくださり、在廊頂きますので
みなさま、どうぞご予定くださいませ。
__________________________
『 2人展 - LAYER -』
重なり 層となり 新たに生まれる美
大地に思いを馳せ
プリミティブな感性を呼び覚ます
【会期】
▶︎2024.3.16[sat] 〜 24[sun]
open 12:00 〜 18:30(最終日は17:00まで)
*会期中のお休み 18[mon] /19[tue]
*展示会のご入店予約は不要です
*会期後OnlineShop掲載予定(販売状況により変更有)
【作家】
▶︎トノイケモトユキ ※3.16[sat]在廊
<作歴>
1992年 愛知県出身
2019年 とこなめ陶の森 陶芸研究所修了
常滑を拠点に製作活動中
自ら採掘した原土や、自然灰で釉薬を調合し
様々な要素が詰め込まれたような、起伏のあるうつわの表情はひとつとして同じものはありません。
一度手にすると癖になりそうな、主張のあるうつわたちですが
華美な彩色ではなく、自然に溶け込むような鮮やかさを感じて頂けます。
▶︎古荘美紀 ※3.16[sat]在廊
<作歴>
神奈川県生まれ
東京都世田谷区在住
1997年 佐賀県立有田窯業大学校本科入学
1999年 同校卒業
岩殿寺窯(静岡県賀茂郡南伊豆町)入社
陶芸土の師匠、故・芳村俊一先生と出会い、土本来のチカラに魅了される
2002年 伊豆の土を掘って焼き始める
同窯退社 神奈川県へ戻る
2010年~ 伊豆の土の焼き方に四苦八苦しながら、現在の技法にたどり着く。
灯油窯焼成を再開し、作家活動を徐々に本格化
2014年~ 第5回酒器の器展入選
第50回日本クラフト展入選
多摩クラフト協会会員
伊豆の土を陶器のアクセントとしてデザインし
「プリミティブ&モダン」な陶器を作りたいと思いを込めながら、日々創作しています。
【会場】
Rikka Knot(リッカノット) うつわ・こまもの屋