ワイナリー巡り 山形 酒井ワイナリー、佐藤ぶどう酒、大浦葡萄酒
山形県南陽市は古くからワイン造りが盛んでワイナリーが集まっています。
赤湯駅周辺の酒井ワイナリー、佐藤ぶどう酒、大浦葡萄酒を訪れました。
1,酒井ワイナリー
1892年創業で、東北最古のワイナリーです。
商品名に用いられている鳥上坂とは地名のことで、この一帯の有名なぶどう産地だそうです。なんと江戸時代から甲州ブドウの栽培が行われていたようです。
除草剤や殺虫剤を使わない自然に近い葡萄造りをしているのだそうです。歴史を守りながら丁寧な作業を現在でも続けているのだと感銘を受けました。
試飲させて頂いたワイン
・小姫さん
「小姫」とはデラウェアの昔の呼び方だと教えて頂きました。繊細な味わいの中に酸味と爽やかさが感じられました。
2,佐藤ブドウ酒
酒井ワインのすぐ近くにあるワイナリーで、創業1940年とこちらも長い歴史があります。定番ワインから樽熟成シリーズ、プレミアムシリーズなどたくさんの種類のワインを製造しています。「金渓ワイン」として有名なワイナリー。
・リースリング 2000年
とても熟成したワイン。リースリングとは思えない黄金色で芳醇な香りがします。
興味深いので購入しました。
3,大浦葡萄酒
酒井ワイナリー、佐藤ぶどう酒から徒歩10分ほどの場所に位置します。
創業1939年と、長く続けられているワイナリーの1つです。
試飲では新酒やシャルドネ100%のジュースなど珍しいものを頂きました。
・大浦葡萄酒(赤)
ブラック・クイーンとアリカントAが主体です。ブラッククイーン単体よりもより軽い飲み心地です。時間がたつと角がとれたようにまろやかになり一層飲みやすくなりました。
販売所の奥は貯蔵室が見学できるようになっています。
行き方
JR赤湯駅からタクシーで約5分。温泉街でもあるため次回は1泊して街を散策しながらワイナリーを訪れたいと思います。