秋田出張〜曲げわっぱ作り体験〜
2018.11.10 02:38
しばらく間が空いてしまいましたが、再び秋田出張のこと。
二日目の午後は、曲げわっぱ作りを体験させてもらいました。
曲げわっぱは、秋田県大館市の特産品
人気の曲げわっぱですが、曲げわっぱにできるいい杉の木は樹齢200年程度のものだそう。
この真っ直ぐな木目の木を切り出すためには、出来るだけ樹齢の長い木が必要。
薄く切った木を、お湯につけて
熱いうちに型を使って丸めていきます。
綺麗な丸にするのは、技術が必要だそう。
このわっぱをとじているもの、金具かと思っていましたが、桜の木の皮でした。
よく見ると確かに桜の木の質感。
正式な曲げわっぱは、このように閉じ口が左向き。
安価な輸入品は閉じ目が逆向きのものも多いそうなので、ご購入の際は気をつけて見てください。
さて、いよいよ自分でも作ってみます。
こちらのパーツに海苔をつけてトントンしてはめ込んで、ヤスリで削って、などなど…。
必死なので写真はありません(^^;
完成品がこちら。
パン皿に使うと、出てきた水分をわっぱが吸ってくれるので、トーストがべちゃっとしないそうです。優秀!
伝統工芸についての知識を深めながら自分の作品も作ることができ、とても楽しかったです。
秋田にお越しの際には、是非、大館の曲げわっぱ工房をのぞいてみてくださいね♪