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【情報シェア】日本テレビ「真相報道バンキシャ!」で仏英のペリネイタルロスの取り組みが放送されました

2024.03.04 09:35

2024年3月3日(日)、日本テレビ「真相報道バンキシャ!」で、仏英のペリネイタルロスに関する取り組みが放送されました。

国際女性デーの特集の一つとして、「自らの流産の経験を本に。伝えたいメッセージ」という内容で、4回の流産経験のあるフランス人女性の当時の思い、それを表現した絵本と映像化の取り組みが紹介されました。

また、イギリスでは、ペリネイタルロスを経験した男性が集まり、気持ちを分かち合う場があることも紹介されました。

経験者が感じる気持ちや孤独感、男性も傷ついており悲しみを分かち合う場が必要であるということは、日本でも同じことが言えると思います。


尚、放送当日ではVTR放送後に、スタジオで以下のようなコメントがありました。

各コメントを抜粋してご紹介します。


■後呂キャスター

傷ついた女性が一人で痛みを抱え込む状況をつくらないこと、男性も傷を負っていることの理解が広がることが求められており、これは日本社会でも同じであるとのこと。


■尾木直樹さん

妻も経験があり、名前を考えるなど夢を語るところから失意の底に引きずり込まれ、本当に辛かった。寄り添う場が必要であり、こども家庭庁が相談窓口を作り始めている。


■井上咲楽さん

「次があるよ」「その子の代わり」という言葉が傷つくと知った。経験がないからこそ、知り、言葉を選ぶ必要がある。


■枡キャスター

向き合い方は人それぞれ。だからこそ社会の理解が必要。フランスでは昨年法改正があり、流産を経験した女性がより休暇を取りやすくするなど支援が手厚くなってきている。絵本の映像化は2年後の完成を目指しているとのこと。


VTRの映像は、YouTubeの日テレNEWS チャンネルにもアップされておりますので、ぜひご覧ください。

VTRはこちら(【女性の1割が流産】「悲しみと孤独」自らイラストに『バンキシャ!』)


***3/12追記***


日テレNEWSのサイトに当日放送された放送の文章及び動画、また、欧州のペリネイタルロスについて取材した、NNNロンドン支局長の鈴木あずさ記者の記事も掲載されました。テレビで放送された内容に加えて、ドイツにおける分かち合いの会の様子や、イギリスの死産時の特別休暇についても紹介されています。

イギリスでは、死産の場合、最大14週の特別休暇を取得できるそうです。

ぜひ以下のリンクよりご覧ください。


女性の1割が流産…経験をイラストで 男性も「心の傷」分かち合い【バンキシャ!】


【国際女性デー】「あなたは一人じゃない」~流産や死産を“タブー”にしない~【ロンドン子連れ支局長つれづれ日記】


日本でも同じように、12週未満の流産経験者も休みが取れるような制度改正や社会の理解が進むことを願っています。


kokeshi