Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

1200年前のメモ書き

2018.11.13 02:55

こんにちは、企画制作室 佐々木です。

先日、友人と奈良国立博物館に正倉院展を見に行ってきました。

読売新聞「第70回正倉院展」ホームページより引用


シルクロードを経て奈良にやってきた中東・アジアの宝物や、

聖武天皇の愛用品、東大寺の大仏開眼の儀に使われた道具など、

奈良時代の貴重な品々を見ることができる、秋の奈良の風物詩でもあります。


そんな正倉院展は今年で70回目。

美しい工芸には近未来を感じる意匠も多く、当時の職人の技術とセンスに痺れました。

平螺鈿背八角鏡   (読売新聞「第70回正倉院展」ホームページより引用)


なかでも個人的に印象に残っているのは、写経の原本や琴の貸し出し記録、戸籍、

米の取れ高に借金の記録まで書かれている当時の書類達。

1200年前の紙がこんなにしっかり残っていることにも驚きながらも、

にじみ出る人間っぽさをには、どこか親近感を覚えます。

続々修正倉院古文書 第四十帙第一巻(奈良国立博物館 ホームページより引用)


奈良県出身の私ですが、正倉院展に行くのは高校生ぶり。

大人になって見ると、豪華絢爛な鏡も、一見なんの変哲も紙の破片も、

1200年前からずっと、各時代の誰かの手で大切に残され続けてきたから、

いまここにあるんだなぁと、すこし途方も無い気持ちになりました。


これから1200年後まで、なんていうと恐れ多いですが、

私たちが作る印刷物やパッケージも、デジタルな時代の中で、

形あるものだからこそ、お客さまに響いたり、

大切にされるようなものづくりに努めたいと思います。